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「ありがとう」という言葉

今日は、教育とはあまり関係ないですが私が心掛けていることについて書かせていただければと思います。

さて、まずは「ありがとう」という言葉について深堀してみます。漢字で書くと「有難う」つまり“有”るのが“難”しいこと、という意味が隠されています。対義語は「当たり前」だという通説があるようです。

私は、よく「ありがとう」という言葉を使います。それは、東日本大震災を実際に体験してからです。「当たり前」だと思っていたことがある日突然「当たり前」ではなくなってしまう。大切な人を亡くした人は、その時改めて「有難さ」を感じたのだと思います。

それ以降、私は事あるごとに感謝の言葉を述べるようにしています。自分の誕生日を迎えた際には母親に「産んでくれてありがとう」と。お世話になった人には「今までありがとうございました」と。先日、買い物をしたときに重い荷物を持っていた私に対して「荷物をおまとめしますか?」と尋ねてくれた定員さんに「ありがとうございます」と。特に最後の例は「されて当たり前」と思っている人に限って感謝の言葉を忘れてしまうと思います。

「当たり前」じゃないことが「有難い」ことなのではなく、「当たり前」だと思わないこと以外はすべて「有難い」と思えるのです。

そんな風にしていると、アイツは気に入られようとしている、と思われる人もいるのかもしれません。ですが私は、誰かに媚びへつらっているだとか、へこへこしすぎだと思われるのが嫌で感謝の言葉を伝えない方が、むしろ違うと思います。

全然まとまりがないですが、独り言でした。

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