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我流雑談力。

さて、今日はいつもとは毛色の違った話をしてみようと思います。

先日、ある人から「ムードメーカー」という言葉をいただき、思い返せば高校時代にもクラスメイトに「いろいろな人と仲良くなれて羨ましい」と言われたことがありました。雰囲気を作る=“雑談力”ということなのでしょうが、僕なりに雑談力とは何かを考えたところ、次の3つに収束するという結論に至りました。

質問力
知識力
③話題転換力

です。順を追って、実例とともに紹介していきたいと思います。

①質問力
 雑談というと、「何か話をしなくては」と思いがちですが、僕はむしろ逆
です。「どんな話を聞こうかな」と考えます。例えば、初対面の人であったら出身はどこか、趣味は何かなど。そういった質問をすぐにできることが“雑談力”の初めの一歩だと思います。しかし、これができる人は多いはず。その次に重要なのが“知識力”だと僕は考えています。

②知識力
 僕は、はっきり言えば広く浅いタイプです。もちろん、熱中するものもありますが、基本気になったものはとりあえず触れてみるタイプです。実は、これが雑談に大いに役立っていると考えています。例えば、出身がどこか聞いて、返ってきた答えが「東京」だったとします。しかし、もし東京について何も知らなかったらそこで会話が終了してしまいます。もちろん、①の質問力を使って「東京って何がありましたっけ?」と聞くのもいいですが、それでは会話が後手後手に回って、雑談というよりインタビューになってしまいます。そこで、最低限の知識を持っておくことが重要だと考えます。「東京ってつくディズニーランドって、実は東京じゃないんですよね!」のように返せるだけの最低限の知識でよいので、もっているべきだと思います。そして、実はこれが雑談に大事な3つ目のポイント、話題転換力です。

③話題転換力
 知らない話を振られたとき、それについて質問を投げかけ続けるというのは先ほども言ったように雑談というよりインタビューのようになってしまいます。そこで重要なのが、話題転換力です。先ほどの例で言えば、東京の話からディズニーランドの話に変えているわけです。そうして、今度は自分から話をしていく。それによって、インタビューが雑談になっていくわけです。しかし、ここでも気を付けなければいけないのが、話しすぎはNGということです(自分はやりがちですが)。相手がもしディズニーランドに興味がある人であれば大いに盛り上がると思いますが、盛り上がっていないのに話し続けたら嫌な奴です。盛り上がっていないと感じたら話を切り上げて「じゃああなたの趣味は?」とまた①の質問力に立ち返る。

このサイクルを回すことこそ、雑談力だと僕は考えています。雑談力とはこの3つの力を駆使して、いかに話題を振って、相手との共通点を見つけられるか、ということだと私は考えています。

僭越ながら。

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