電力16 送電線のたるみ

今日は仕事が遅くなったので、整理だけにして、過去問は明日に回す。
送電線の計算問題で使う公式を3つ。

<送電線のたるみ>

D=wS²/8T

 D:送電線のたるみ[m]
 w:電線1mあたりの荷重[kg/m]
 S:径間[m]
 T:水平張力[N]

たるみが電線の荷重に比例するのは分かる。
wは単位長さあたりなので、wSが電線全体の荷重。これに比例する。
また、電線が長くなればそれだけたるむのも何となく分かる。径間Sは支点間の距離なので、これが大きければその分電線は長くなる。
wSとSに比例するのだから、

 分子=wS×S=wS²

となる。

一方、水平張力Tは両端で電線を引っ張る力。
引っ張る力が強ければたるみは小さくなる。
なのでたるみは水平張力と反比例する。

1/8になるのは調べたら何か書いてあったけど、電験三種ではそこまで問われないので触れない。

でも1/8は何かで覚えておかないとそのうち忘れる気がするので、とりあえず適当に呪文を使う。

うすすヤッターたるんでる。
wSS /8T = たるみD

センスない。。でもなんか覚えれそう。
公式の導き方もたぶん違うけど、細かいことは気にしない。根拠は余裕ができたら後付けする。

3つやるつもりだったけど、明日に響くので今日はここまで。

追記:
公式を覚えても、各記号が何と対応するか忘れそうなので確認しておく。

w:weight(ウェイト)
  これは分かりやすい。

S:span(スパン)
  なるほど。

T:tension(テンション)
  そういうことね。

D:これは調べても見つからない。
  弛度は"looseness"(ルーズネス)だけど
  down(ダウン)
  dull(ダルい)
  あたりだろうか。
  まあ、「たるんDeる」と覚えておく。

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