機械03 直流発電機の種類
直流式発電機は大きく分けて他励式と自励式に分けられ、自励式はさらに分巻、直巻、複巻に分けられる。
①他励式発電機
電磁誘導により誘導起電力を発生させるために必要な磁界をつくるための界磁電流を、外部の電源から供給する発電機。
②自励式発電機
自分で発電した誘導起電力による電流を、発電に必要な磁界を作るための電流として利用する発電機。
卵が先か鶏が先か、みたいな感じ?
界磁電流を発生させるためのコイル(界磁巻線)の接続方法により、3種類に分けられる。
②-1 直巻発電機
誘導起電力を発生させるために磁界を横切る導体(電機子)と、界磁巻線が直列に接続された発電機。
②-2 分巻発電機
直巻とは逆で、電機子と界磁巻線が並列に接続された発電機。回路が分かれるから分巻。並列だから並巻とはならなかったのはゴロが悪いからかな。
②-3 複巻発電機
直巻と分巻を組み合わせたものた、界磁巻線を2つ持ち、片方は界磁巻線と直列に、もう片方は並列に接続した発電機。
それぞれの界磁巻線が互いに磁束を強め合う向きに接続したものを"和動複巻"、打ち消し合う向きに接続したものを"差動複巻"という。
差動複巻なんてどのような時に使うのだろうか。また出てきた時に調べてみよう。
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