H27 問9 送電線の振動

前の記事の内容ほぼそのままの問題。

(ア)
風による振動はいくつかあったけど、コロナ振動はコロナ放電による振動なので明らかに違う。なので「サブスパン振動」。
10m/sを超える風と言ったら結構な強風だ。
「多導体」式とは、電線を複数本に分割することで、コロナ放電を防止するための方式とのこと。微風振動は単線で発生するものなのだろう。「サブスパン振動」の理解が深まった。

(イ)
これは微風振動の話。
振動防止のために設置するのは「ダンパ」。
「スパイラルロッド」はまだ触れてなかったけれど、電線への着雪を防止するために送電線に巻きつけるものらしい。

(ウ)
振動により電線の損傷を防ぐのは「アーマーロッド」。電線の鎧みたいなものですね。
「スペーサ」は電線同士の接触を防ぐために間隔(スペース)を開けるためのもの。

(エ)
「ギャロッピング」も「スリートジャンプ」も雪による振動だけど、落雪の反動で跳ね上がる(ジャンプする)のが「スリートジャンプ」なので、ここでは「ギャロッピング」を選ぶ。

(ウ)までで(5)に絞れるけれど、前の記事のまとめだけでもしっかり答えられた。
なめちゃいけないけど、電験三種はこの程度。着実に勉強してれば合格できるはず。

40過ぎても知識を増やせるのは中々楽しい。身体が衰えるのは仕方ないけれど、知的好奇心はいつまでも保ちたいものだ。

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