H22 機械 問5 三相同期電動機の特徴

三相同期機電動機の特徴についての問題。

(ア)
同期機では、力率を調整するためには励磁電流を調整する。
界磁だったり励磁だったりややこしいけれど、界磁に電流を流すことを励磁という。
なので、励磁するための電流という意味では励磁電流だし、界磁に流れる電流という意味では界磁電流と呼ぶのが正しいのかな。

(イ)
同期電動機は誘導電動機に比べて磁気回路の空げきを大きくすることができるらしい。
空げきと回転子への衝撃にどういう関係があるのかはよく解説を読んでも分からない。

(ウ)
同期機は始動トルクが0なので、外部電源により始動させる必要がある。

(エ)(オ)
問題文がわかりにくい。
出力の電圧と周波数が比例すると書かれているのだから、(エ)は電圧でも周波数でもよさそう。
ただ、(オ)は同期機の話なので定格速度ではなく同期速度が適切。

すると(ア)(ウ)(オ)で(5)に決まる。
ちなみに(イ)が分かっていれば、(ア)(イ)で決まってしまう問題。

個人的にはあまりスッキリしない問題だった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?