R1 問11 地中電線路の敷設方式

(1)
直接埋設式の説明。問題文に記載の通り。前の記事のまま。

(2)
管路式の説明。こちらも問題文に記載の通り。

(3)
暗渠式の説明。こちらも問題文に記載の通り。

(4)
直接埋設式は工期が短く工事費も安いのは記載の通りだけど、これで安心してはいけない。
管路式や暗渠式は敷設後もマンホールなどでからメンテナンスが可能だけど、直接埋設方式はメンテの際に掘り返さなければならないので、事故発生時の復旧は容易ではない。
なので、これは誤り。

(5)
直接埋設式は、トラフがそれほど大きいものではなきので、トラフの中に敷設できるケーブル数が少なく、ケーブルの条数が多い場合には適さない。
暗渠式は管路式よりも空隙が大きいので熱が発散しやすいというのはわかる。
問題文からすると、多条敷設すると熱の発生源が増えるので、熱の発散しにくい管路式では送電容量が低下するということなのだろう。

熱いと送電容量が下がるというのは、感覚的にはそうなりそうな気がするけど、理屈はよく分からない。

とりあえず正解は(4)
分からないところは分からないと、はっきり認識しておくことも、なんとなく分かったつもりになることを防ぐには大事なことだと思う。
地道に勉強してればいつか当たり前に理解出来るようになるだろう。

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