機械14 同期機の構造

同期機は、交流の電動機である点は誘導機と同じだか、誘導機は回転子がただの導体であるのに対し、同期機は回転子が磁石である。

誘導機は、固定子に三相交流を流すことで回転磁界を発生させ、それを回転子が切ることで起電力が生じ、回転磁界と回転子の回転速度の差(滑り)によりトルクが得られるのに対し、同期機は回転子の磁石が回転磁界に引っ張られて回るので、回転子と回転磁界の回転速度は同じになる(滑りは0)。

同期機は回転している時にしかトルクが得られないので、始動トルクは0である。そのため、始動用の電動機を別に用意して回転させるなどの工夫が必要になるが、力率調整が容易で負荷が変動しても一定の回転速度を保てるといった特徴がある。

あたは問題文で知識を増やしていく。

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