R2 問14 誘電正接

消去法で正解できたけど、(1)の誘電正接が分からないので確認しておく。

誘電正接とは、電力の損失を表すパラメータで、変圧器、電力ケーブル、コンデンサのいずれにも小さいほど有利である。

正接とはタンジェント(tanθ)のことで、ケーブルを例にすると、誘電正接は誘電体(絶縁油)に流れる電流のコンデンサ成分に対する抵抗成分の割合で表す。

電流の抵抗成分が大きくなれば、その分発熱して損失が大きくなるので、小さい方が有利。
この考え方はコンデンサでも変圧器でも同じということらしい。

ちなみに、やはり絶縁体にもわずかながら電流は流れるようで、絶縁体の抵抗による損失を"誘電体損"と言う、ということらしい。

ということで(1)が誤り。

今日はここまで。

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