R4上期 機械

機械の問題を振り返ってみる。

アが電機子、エが回生までは選べたけれど、「静止レナード方式」がどういう方式かとは知らなかった。少なくとも過去10年分の過去問には出てこなったはず。
また、電動機の回転を逆転させるために向きを変えるのは界磁電流でも電機子電流でもいいはずで、応答が早いのはどちらかまでは分からなかった。
アとエで二択までは絞れたけれど初っ端から外してしまった。

「拘束試験」がまず分からなかった。
よくよく考えれば回転させないのだから滑りsが1ってことなんだろうけれど、そもそも誘導電動機は回転数やトルクに関する問題を中心に解いてたので、電圧や電流に関する問題はノーマークだった。
適当に数字を合わせて選択肢にある数字が出たけれど合ってる訳もなく惨敗。
2問目で既にメンタルやられる。

3問目は完全に2問目を引きずってしまった。ウ、エは何線がどんなだかは知らなかったけれど、落ち着いて読めばアが回転磁界、イが電磁鋼板(少なくても高張力鋼板ではない)、オが始動特性ってことは読み解けたはずなのに、パニクってしまった。

悪い流れを引きずったまま4問目に突入し、勉強したはずの同機器の並行運転の条件をど忘れ。イの界磁とウの回転速度は考えれば分かったけれど、検定器の名前や有効横流と無効横流は知らなかった。アが起電力だということをしっかり思い出せれば正解には辿り着けた。

短絡比の定義がやや曖昧だったけれど、何とか正解。

ステッピングモータについて詳しくは知らなかったけれど、無通電状態で回転子位置を保持できるのはむしろ永久磁石形だろうと考えて、何とか正解。

イは明らかに間違いと分かったけれど、残りはどれも曖昧。三択で外した。

「漏れリアクタンス」を理解できて無くて答えに辿り着けず。この辺は勉強不足を痛感。

1、2が正しいのは分かったけれど、3〜5は「スコット結線変圧器」「貫通形変流器」および「計器用変圧器」の特徴も良く分からず不正解。この辺も勉強不足。

これは見た瞬間サービス問題と思ったけれど、昇圧チョッパの回路は思い出せたのに降圧チョッパの回路をど忘れ。こんな基本を忘れるってことはやっぱり勉強不足。

ここまで来てようやく安心して解ける問題。これは無難に正解。

ナトリウム電池、はい知りません。
とは言えNaはプラスイオンになるから負極、硫黄はマイナスイオンになるから正極くらいまでは絞れたはず。
何と無く電池は低温というイメージで二択に絞ったけどそもそも間違え。

電波の特徴は知ってたので解けた。

アナログとデジタルの違いで少なくとも二択までは絞れ、常識があれば取れるサービス問題。無難に正解。

電験合格先生に教えてもらったから、(a)は少なくとも取りたかったけれど、解き方を思い出せなかった。

電流の流れをイメージすれば(a)は分かった。ここは成長できたところ。(b)は解けそうで解けなかった。

これは確実に取りたかったけれど、(a)で問われているのが熱エネルギーなのに、電気エネルギーだと思って回答してしまった。(b)は合ってただけにもったいない。
もしあと一問で合格だったなら悔やまれるところだった。


以上のような感じで、最初でリズムを作れずに冷静に問題を読めなくなってしまったこともあるけれど、全体的に勉強不足を感じた試験だった。

費やした時間を無駄にしないように、より確実な知識にできるよう、また勉強していきたいと思う。

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