H29 問9 架空送電

架空送電線の雷対策についての問題

(ア)
がいしは鉄塔から送電線を絶縁しながら支持するもの。連結するほど絶縁耐力は増える。
電圧に応じて決めるのが普通だと思うけど、電流に応じてだとダメな理由はあるだろうか。

(イ)
架空地線は送電線の身代わりになって落雷を受けるようなものだから、絶縁電線では意味がない。剥き出しの「裸電線」が正解。
なのでやはり(ア)も「電圧」に決まる。

(ウ)
架空地線に落ちた雷による電流が、鉄塔を通じて送電線に流れてしまうこと「逆フラッシオーバ」という。
これを防ぐには鉄塔から地面に流れるようにすれば良いので、小さくすべきは鉄塔の設置間隔ではなく「接地抵抗」
「設置」と「接地」ってダジャレでしょうか笑

(エ)
「酸化亜鉛素子」は避雷器で出てきた。
普段は高抵抗だけど雷サージなどこ異常電圧がかかると低抵抗になる。ツンデレちゃんですね。
線形とは直接のようにまっすぐであること。
非線形はその逆。
ツンデレちゃんだから「非線形」が正しい。

ということで(1)が正解。

最後までご覧いただきありがとうございました!「スキ」をいただけると、今後の執筆活動の励みになります(^o^)/