R2 問11 地中送電線路

一応正解できたけれど、理解してない単語が出てきたので整理しておく。

<地中送電線路の特徴>
○長所
・埋設されてるので自然災害を受けにくい
・電線が地上に現れないので都市景観が保たれる。
・通信線に与える静電誘導や電磁誘導の影響が少ない(何故かは分からない。地中に吸収されるから?)

○短所
・掘削埋戻しなどが必要なので、工期が長く建設費も高い
・放熱性が低いので、送電容量を大きくできない。(送電容量を大きくすると電線が持つ抵抗で発生する熱が大きくなる)
・静電容量が大きい
・事故が起こると故障箇所を発見しにくく、復旧に時間がかかる

(1)
上に書いたメリデメの通りで、正しい

(2)
これも上に書いた通りで、正しい

(3)
作用インダクタンスとは、自己誘導と相互誘導によるインダクタンスを合わせたもの。
理由を少し検索してもよく分からないかったが、とりあえず地中だと小さくなる。
静電容量が大きいので充電電流も大きくなるというのも、正しい。

(4)
誘電体損はケーブルの絶縁体内で発生する損失とのこと。絶縁体に電流が流れるというのがよく分からないが、とにかく損失があるらしい。

シース損はケーブルのシースに誘導される電流が流れることで発生する損失。こっちは金属だから多少イメージできる。

ちなみにシース(Sheath)は鞘という意味。

コロナ損はコロナウイルスによる損失、ではない。コロナ放電による損失。

地中送電線は誘電体やシースで保護されたケーブルを使用するので、誘電体損やシース損を考慮する。

架空送電線は裸電線を使用するので、コロナ損を考慮する。

なので、この選択肢も正しい。

(5)
これは架空と地中の説明が逆。
架空送電線は落雷などの障害に対して対策が取られているので、一度絶縁破壊が生じても自動復帰できる場合が多い。

ということで(5)が正解。

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