電力02 衝動水車と反動水車
水力発電には水車が使われる。
水車は大きく分けて2種類。
それが、「衝動水車」と「反動水車」
「衝動水車」はその名の通り、衝撃によって動く(回る)水車。
物理的に言えば、ベルヌーイの定理における速度水頭のみを回転に変えて発電する。
ニードル弁の先についたノズルから水を放出して、その水の勢いで水車を回す。
水の流れと水車の回転軸は垂直になる。
「反動水車」は、速度水頭だけでなく、圧力水頭も利用して回転力に変える水車。
容器の中に羽根車(ランナー)を設置し、そこに水を流して回転させる。
水の流れと水車の回転軸は平行になる。
衝動水車と言えば「ペルトン水車」
反動水車には「フランシス水車」、「射流水車」、「プロペラ水車」、「カプラン水車」などがある。
全部覚えようとするとこんがらがるので、
衝動=ペルトン
だけ覚えることにする。
こういうのは意味不明な言葉にした方が案外覚えやすい。せっかくなのでニードル弁もセットにして、
「しょっぺーニードル」
(良い子は真似しないように)
最後までご覧いただきありがとうございました!「スキ」をいただけると、今後の執筆活動の励みになります(^o^)/