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初完成ゲームの色々備忘録2

 『図書迷図~Library Labyrinth』は、内容決定までが一番時間が掛かりました;
 ネットで『初めて ゲーム制作 やること』とかを検索すると、色々と制作しやすい工程が書かれていたので、もっと早く見れば良かったと思うくらい、内容が確定するまで、気が遠くなるような時間を過ごしていました……。
 次回作は、その反省を活かして、なるべく早く作れるようになりたい……death……(既に迷図状態;


と、いうわけで気を取り直して、先ずは、『図書迷図(略』制作過程~マクロ用ファイル作成です!

・マクロ用ファイルを作る

 マクロとは、自分で新しいタグを定義出来るんですが、毎回書くのが面倒な、maskで覆っている間に画面をリセットしたり、キャラ表示設定やメッセージウィンドウの設定を一つのファイルに全部まとめて書いてしまいます。
 そして、実行したい時にそのマクロ名を書くとしてくれる、とっても便利な機能です!
 詳しくは、公式サイトのタグリファレンスサンプルをダウンロードしてファイルを見てください(その方が分かりやすいかと;)
 公式サンプルは直接ファイルが見られて、どう書けばこうなる、というのが分かりやすいので、マクロ用ファイル作成にかなり助かりました!!


■キャラ名の色指定と表情変化

 キャラ毎に、サイズと位置と表情の設定を書きます。

[macro name="ttrshow"]
[chara_show name=tater width=700 height=1313 top=-100 left=76 face=%face|def anim=true zindex=3]
[endmacro]

 chara_newでcolorを0x六桁数字で指定しておけば、名前表示がその色になってくれます。
 faceの%は、設定した表情で表示させる為の代入タグです。指定が無かったらデフォルトで、というおまけ付きです。
 これをメッセージウィンドウのマクロに書き込みます。


■メッセージウィンドウの設定

 メッセージウィンドウの初期設定です。

[macro name="set_message_window"]
[position layer="message0" left="0" top=460 width="1280" height="260" frame="frame.png"]
[position layer="message0" margint="80" marginl="30" marginr="180" marginb="40"]
[free name="chara_name_area" layer="message0"]
[clearfix]
[ptext name="chara_name_area" layer="message0" size=35 bold=true face="Chalk-S-JP" x=50 y=478 color="&mp.name_color" width="365" align="center"]
[chara_config pos_mode="false" ptext="chara_name_area" time="0" memory="false" talk_focus="brightness" brightness_value="85" blur_value="1" anim=true effect="easeOutCubic"]
[deffont size="32" font="Kazasawa Bold Bold,Segoe UI Bold,Verdana Bold,Georgia Bold,Meiryo UI Bold,Meiryo,Osaka,sans-serif" color=0xffffff edge=0x383c5f bold=false align=left]
[resetfont]
[endmacro]

 4行目で、名前が表示してあった場合の為に消しておくようにして、5行目に、fixレイヤーの解放をします(念の為)
※message0をmessageにすると、定義してある全メッセージウィンドウに効果があります。
 6行目のptext name=の中にある、$${color="&mp.name_color"}$$は、キャラの設定でしておいた、キャラの名前表示の時に、そのキャラに設定した色を使う為です。
 あとは、メッセージウィンドウに表示される文字の設定をして、メッセージウィンドウのマクロ完了です。
 マクロ名は自分で考えた物で、使いたい時にマクロ名で呼び出すだけなので、シナリオを書くのが楽になりました!


■画面の破壊/再構築系マクロ

 新しい章に行く時の初期化するマクロは、ティラノスクリプトのサンプルでシケモクMKさまが書かれたmacro.ksを参考にさせていただきました。(コピペしていいと書いてあったので……大丈夫、ですよ、ね?)

・画面破壊再構築マクロ

[macro name="destroy"]
[cm]
[clearfix]
[free_layermode time="0"]
[free_filter]
[freeimage layer="base"]
[freeimage layer="0"]
[freeimage layer="1"]
[freeimage layer="2"]
[freeimage layer="base" page="back"]
[freeimage layer="0" page="back"]
[freeimage layer="1" page="back"]
[freeimage layer="2" page="back"]
[reset_camera time="0" layer="0"]
[reset_camera time="0" layer="1"]
[reset_camera time="0" layer="2"]
[reset_camera time="0"]
[layopt layer="message" visible="false"]
[endmacro]
[macro name="set_default_view"]
[destroy]
[set_message_window]
[layopt layer="message0" visible="true"]
[endmacro]

 マクロdestroyとマクロset_message_windowがマクロset_default_viewに入っているので、マクロset_default_viewだけ書きます。
 マクロset_default_viewに、キャラを出すマクロとか、背景、BGMを%ほにゃららでそれぞれに設定出来るマクロを入れておくと、便利か混乱するか分からないですが、そんな方法もあったりしますが、取り敢えず、今回はあまり難しくしないようにしないと脳みそが沸騰しそうなので、止めておきました。
 他に、オリジナルロールボタン表示マクロやバックログ表示操作系、メッセージウィンドウの出入りとか、キャラの動きや解説用や脳内のテキストのフォントや色を書いてあります。
 思った事は、1つのファイルに全部書かず、ジャンル(キャラ物マクロとかボタン操作マクロとか)に多少は分けないと、1ファイルが長すぎて錯乱する、ということでした!(←

ヒャハハハハハ☆
テヘペロ☆


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