3000円で3軒「松田町ちょい呑み」に行って来た
神奈川県の最西端に位置する松田町は、人口1万人程度の小さな町だ。
小田急線の新松田駅があり、JRの御殿場線も走る。
駅前には小さいながらも商店街が伸び、飲食店も軒を連ねている。
2024年10月1日、2日で、「松田ちょい呑み」が開催されている。
初日、妻とぶらり、参加してみた。
システムは、3枚綴り3000円のチケットを購入し、参加している飲食店に行き、1枚渡す。
好きなドリンク一杯と、その店の売りにしている一品を味わうことができるイベントだ。
松田町のちょい呑みも、13回目を数える。
まず初めはMond Kichinへ。店内は満席で、少しだけ待つ。初めて二階席に通された。
お目当ては、生牡蠣。白ワインを合わせる。
説明不要に美味い。
この企画のいいところは、客の回転率が早いところ。皆、一杯だけで次の店に向かう。
平均して20〜30分程度か。
次も人気店へ。普段から満席が多いイタリアン、ホノボーノ。ここでも、少し待つ。
大抵の、どこの店も選べる料理は数種類だが、ここではちよい呑み用のメニューが用意されている。
選んだのは、前菜4種盛り合わせと、
ハーフピッツァのマリナーラ。
さすがの人気店。客足も途絶えず、常に満席。
この店は、店員さんの接客が最高で、笑顔がとても気持ちいい。また来たいと素直に思わせる店だ。
新松田側から、JRの松田駅側へ歩く。
一言で言えば、寂れた商店街だが、駅前に商店街があるのは、最寄駅では小田原くらいか。
このイベントは徒歩圏内に飲食店が密集していない地域では開催が難しい。松田で開催できるのも、この商店街が存在しているから。
松田駅前、肉八は、普段はステーキ級の分厚い肉を、すき焼きで食べることができる店。
用意された6種類の日本酒から、3種類を選んで飲み比べができる。つまみの砂肝や帆立も、酒に合う味付け。
3軒で1杯ずつ。十分に酔うことができた。肉八の日本酒3杯も効いたが、このイベント、地元の酒蔵、中澤酒造が醸す「松みどり」の純米酒を、どこの店でも一杯サービスしてもらえる。実はちゃっかり1軒目でも2軒目も、松みどりを頂いたのだ。
行ったことのない店を、偵察がてら入ってみるのも楽しいし、人気店の人気の味を、お得に味わうのも醍醐味。
子供抜きで妻と話をする貴重な時間でもあった。
あー、酒が飲めるって、やっぱりいいなあ。
このイベント、毎年希望します。
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