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大坂なおみ選手の会見拒否は新たな価値観に気づくきっかけ~「うお座」下弦の月~

本日 16時24分「うお座」で下弦の月を迎えました。先週の「いて座」皆既月食のエネルギーが強い中、日々の生業として月は新しい新月に向かって収束していくタイミングです。

まずはホロスコープを見ていきましょう☆

2021.6.2「 うお座」下弦の月

日の昇る地点「さそり座」(アセンダント)

今回のホロスコープではまずは「さそり座」にある「日の昇る地点」に注目してみましょう。太陽や惑星が昇ってくる地点をアセンダントと言います。
アセンダントは「人から見えている自分」とか「社会にどんな風に見せていくか」という地点です。今日はそのアセンダントが「さそり座」にあるということは、他者に対する見せ方が「さそり座」的になる。ということを示しています。

他者に見せる「さそり座」的な顔とは?

じゃあ、他者に「さそり座」的に見える・見せるってどういうことでしょうか?さそり座は「生と死」、脈々と受け継がれるご先祖様からのエネルギーの「象徴」です。ということは、このタイミングで私たちは一旦死んで、生まれ直す、そんなタイミングを迎えているということです。

そう、「風」の時代に入って色々な変化に振り回されていた中で、やっと自分で生まれ直すと決めることができるタイミングなのです。

日の沈む地点(ディセンダント)

一方でアセンダントの対極に日の沈む地点(ディセンダント)があります。ここは、アセンダントで見せている自分がどう他者と関わっていくのかということを知る場所で今回は「おうし座」です。この1か月の始まりであった「おうし座」新月以降、私たちはずっと自分の才能をきちんと見て、それを伸ばしていこう、発揮していこうとしてきましたよね?

それがどんな風にできているのか?人からはどんな才能を発揮しているように見えているかは、他者との関わり、相手のリアクションの中に発見することが多いものです。その他者との関係性がわかるのがディセンダント。そして今回は、そこに変容の惑星「天王星」がしっかり寄り添っている。

ディセンダントが「おうし座」って?

私たちがここ1か月、自分の才能を見つけてそれをしっかり伸ばしたり、発揮してきて磨いたものを他者とのつながりの中で発見する、みつけたりできるというのが「おうし座」でのディセンダントです。さらに天王星(変革の星)が寄り添っていることで特に他者とにつながりの中に自分自身の大きな変化を見つけられると示唆しています。

つまり、「さそり座」アセンダントで生まれ直すと決めたその答えは「おうし座」のディセンダントで他者から教えてもらって、自身の変化に気付くことになっていくのです。

大坂なおみ選手の会見拒否はやぎ座にある冥王星の仕業かも?

ここでもう一つ注目したいのが「さそり座」の守護惑星である「冥王星」が「やぎ座」にあることです。「やぎ座」という社会性やルールを表す星座に破壊と再生の星「冥王星」が鎮座している。これはすなわち、社会のルールって本当にそれでいいの?そもそもそうだと思い込んでいるけど違う価値観になっていくんじゃない?という「冥王星」の提言と大坂選手の発言がとてもリンクしているのはこの配置があるからなんじゃないかなと思うのです。大坂選手はTwitterでこう言っています。「怒りは理解不足から来る。変化は人々を不快にする」。大会側のペナルティや大会への参加を認めないなどの趣旨の発表に対して発言されていますが、すごく「やぎ座」冥王星が言いそうなフレーズだなと。

ふたご座「太陽」とうお座「月」の対立関係は、選択のお試し期間

そして、今日もう一つ注目するべきは太陽と月の対比です。下弦の月だから90度で緊張関係なのですが、今月は外側(太陽)は、「個」を大切にして伸ばしていこうとする「ふたご座」にあり、内側(月)は、全体に溶けて協調していこうとする「うお座」に合って正に一見相いれない関係の中にあります。

そんな中でも今回のうお座の月の位置は「新たな試験」を受けるようなポジションにあるので、自身のアセンダントーディセンダントの中で、変容していくための試験=試練のようなものがやってくる可能性が高いのです。お試しが来た時に、それを引き受けて大きく変容することも、拒否して現状を維持することもどちらも善悪の判断はありません。

ただ、その大きな変容を遂げたあかつきには、1段階UPしたあなたが待っていそうです。そしてUPすることで、今まで見ていた視野ではなく少し高いところから俯瞰する「視座」ができることで全体をもっと多様性をもった目で様々な現状をみていけるようになるでしょう。

いずれにしても変化していく現実を全くの他人ごととして見ていてはもったいない。他者から何かに気付かされるとしたら、大坂なおみ選手のニュースを目にしたあなたは、あなたの中にも「今まで当たり前だったルールが本当は違う見方もできるのかもしれない」という気持ちが芽生え、あなた自身の「生と死」の再生が始まっているのかもしれません。

まとめ

下弦の月まとめ


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