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Track.7【作品篇】人生にも副業にも響く!「弓道精神」〜どん底から救ってくれた8つの弦音〜


ガチャ。
……ガランガラーン


おや、いらっしゃい。



いやぁ、待ってたよ。

最近ちょっと忙しくってさ。
隔週でお店を開けることにしてるんだ。ごめんねぇ。


どうだい?
僕に会えなくて寂しかったかい?



正直に言ってごらん。
ほら。
ほらほら。
さぁ!どんとこい!
恥ずかしがらずに!!







……







……まぁ、この辺で勘弁しておこう。ぐすん。



今の時代はね。
やれコンプラだの、ハラスメントだのってね。


すぐ怒られちゃうから。

ダメよ?ネットとかにあげちゃ。

「あの店の店長がやばい」とか「キモい」とかね。


本当にね。「キモい」だけはやめてほしい。
マジで面と向かって言われると傷つくから。

あの言葉を世の中に解き放った人。
鼻にタバスコを湿らせたティッシュをぶち込んでやりたいね。
まぁ、慣れたけどね。ハッハ!













あぁごめんごめん。語っちゃったよ早速。
まだキミが座ってもいないのにね。

ささ、座っておくれ。

















今日もゆっくりしていってよ。

はい、いつものやつ。コトン

遠慮せずに飲んでいっておくれ。











……さて。
今日も来てくれてありがとう。

キミはなんだか、
嬉しそうに話を聞いてくれるからさ。

今日も張り切って話しちゃうよ。






今日はね。
凛とした雰囲気と美しさを感じる、
何とも力強い、弓道の精神のお話。


これをキミに紹介しようと思うんだ。



今日のBGMはこれに決まり。

ほら、そこの赤いボタンをポチッと押しておくれ。
ボリュームは自分で調整していいからね。

気にならないぐらいの音量で流してくれると嬉しいよ。
もちろん邪魔なら、無理はしなくていいけどさ。




ゆづるさん、という作家

今回キミに紹介する作品の作家さんはね、
ゆづるさんという方。


はいこれ、ゆづるさんの名刺ね。

https://twitter.com/yuduru910

ゆづるさんはねぇ。

弓道歴36年、弓道教士六段、国体出場10回……
国体で優勝も経験されてる。

もうね。
こういう言葉で表していいのかはわからないけど。

素人の僕からみたら、

「達人」

と呼ばれる人種だと思うね。



そんなゆづるさん。




もちろん、文章もお上手なのよ。マジで。
オイオイ文章も達人かい!って感じ。





僕は自分がビビッときた作品しか紹介しないんだけどさ。


ゆづるさんの作品もまたね。
とってもビビッときた。




ほんとだよ。
嘘だと思うなら、ぜひこの作品に触れてみてほしい。





この作品の見どころ!

さて。

今日キミに紹介する、

人生にも副業にも響く!「弓道精神」
〜どん底から救ってくれた8つの弦音〜

なんだけどさ。




この作品が持つ、3つの魅力をね、
まずキミにお伝えしよう。


①「凛」とした空気感
②達人の佇まい
③1人の人生の教訓を知る


こんなところだね。
もちろん魅力のいっぱい詰まった作品なのだけど。
僕なりに抜粋するとこんな感じ。





あとはキミの目でね。
良かったら隅々まで味わってみてほしい。


①「凛」とした空気感

まずね。
これは一番に伝えたい。


この作品。
僕は読み始めてすぐ、首筋がピリピリしたの。
嘘じゃないよ。


たぶんね、原因はコレよ。

この作品の最初の方。
こんな言葉が書かれている。


わたしの人生に放たれた一筋の光の矢。
yuduru. 人生にも副業にも響く!「弓道精神」 : どん底から救ってくれた8つの弦音  家庭、仕事、挫折、再起 、弓を引いてきたからこそ いまがある (p.5). Kindle 版.


これはね。
ゆづるさんと弓道の出会いを表した言葉なの。


人生のどん底みたいなところにいたゆづるさんと、
そこに光をもたらした、弓道という存在。



どうだい?

僕はね。この表現にのっけからやられたね。



こんなにも美しい表現はね。
なかなか出会えるもんじゃないと思うよ。

これでグッと心が引き寄せられたんだ。





なんていうのかなぁ。






冒頭にぶち込んできた、この表現がね。




まさしくこの作品の始まりを告げるのさ。
読者の心を射止める、技ありの一言だと僕は思っている。




②達人の佇まい

さて次。

この作品にはね、僕ね。
達人の佇まい
を感じるのよ。


なんのこっちゃって話かもしれない。
ぶっちゃけ僕もあんまりよくわかんないんだけどさ。





地に足がついてる。
という感じがするのね。
それこそ、作品全体が。

ふわふわしてないの。ぜんっぜん。


弓道ってさ。
的にあたっても「やったー」とか浮かれたりしないんだけどさ。
あれなのよ、まさしく。


作中でもこの話題、出てくるんだけど。

一輪の花も根幹や枝から育てなければ花は咲きません。それとおなじく、弓道も技なくしては成り立たないですし、技だけでも成り立ちません。的にあたった瞬間ですら、まだ花(技)を育てている途中。自分が追い求める理想へのひとつの過程に過ぎないのです。静かに結果を捉えて『一喜一憂しない』。
yuduru. 人生にも副業にも響く!「弓道精神」 : どん底から救ってくれた8つの弦音  家庭、仕事、挫折、再起 、弓を引いてきたからこそ いまがある (p.25). Kindle 版.


とね。


僕自身はね。
これ全然できてないなぁ、って思った。悲しいことに。
作家の端くれとして、ハッとしちゃったよ。もう。




だってさ。

うっわーこれは秀逸だろぉ!ヒャッホイー!ドヤぁ!

みたいなさ、表現を生み出すことがね。
あるじゃない?

僕は三年に一回くらいあるんだけどさ。



そういうときってさ。





なんとかこの表現をドラマチックに使いたいとか。
なんとかこの表現で涙を誘いたいとか。


そういう下心みたいなものが出やすいのよね。
ニヤニヤしながら書かずにはいられないわけ。
ほら僕って、単純だから。




モロ出しよ。ほんと。
だって三年に一回出るか出ないかのヤツだもん。
めっちゃクリティカルなヤツだもん。


そりゃ少しでもいい感じで使いたいじゃん。
ドヤりたいじゃないの。







しかし、ゆづるさんはね。
びくともしてない感じがビッシビシ伝わってくる。



最初に伝えた「凛とした空気感」の
正体はこれかな、って思うよ。





決してたまたま生まれた「会心の一撃」なんかじゃない。


そんな表現がね。
当たり前のようにバンバン出てくるから。





書き方の勉強をされているのか、
人間性がしっかりしているからなのか、
本当のところはわからないけども。




少なくとも、
ゆづるさん、という作家も。
この作品も。

伊達じゃないとね。



僕は本気でそう感じる。




この作品から目を離してはならない、と。
きっと読み始めたら感じると思うよ。




③1人の人生の教訓を知る

そして最後。

この作品というのはね。
ゆづるさん、という方の人生が描かれている。


弓道に教えてもらったこと。出会った人、挫折、教訓。


こういうものの中にはね。
必ずと言っていいほど、
自分の人生にも当てはまる「学び」があるはず。

これって大体の書籍に言えることなんだけど。
読書のおっきな意義のひとつだよね。



繊細に描かれた心の内側。
弓道の奥深さや文化、長い歴史の中で練りあげられたもの。
人と人が織りなす「何か」。



この作品には、
誰かの人生における大切なものがね。
いーっぱい詰まっているよ。

もちろん。
副業をする人にとっても、
作家にとっても、
学べることがたくさんあるから。


たった一冊でいろんなことが学べるわけさ。


だから僕は、この作品をオススメするんだ。



深夜0時の鐘が鳴る

さて。
今日はこんなところかな。
いつも長々と付き合わせちゃってごめんね。


いやー。
なんか今日は緊張しちゃったよ。


この作品のことを思い出すとね。
なんだか背筋が伸びるというかね。


僕ってほら。

いっっっっっつもすごいマジメだからさ。
ふざけたりしないじゃない?
今回はなおさらマジメすぎたかもなーってね。

反省してるよ。うん。



……











さて、いつものように。
僕も一杯もらおうかな。




ゴットン





……いやぁ。原酒ってさ。
もう何が何だかわかんないぐらい旨いよね。
原酒ってネーミングだけで酔える。
異次元よ。















ご馳走様ね。
今日の分はいつも通り、ツケにしておくから。



キミはどうだい?
まだ飲んでいくかい?

遠慮しなくていいからね。コトン。



飲み過ぎには注意しなよ。
僕はもう帰るから、ゆっくり飲んでいっておくれ。



あとね、最後にもうひとつ。

いつものお願いなんだけどさ。


もし僕の話や、
今回の作品がほんの少しでも気に入ってくれたなら。
キミのお友達にも紹介してくれると、嬉しいな。





僕、断言するよ。
きっとね。
それはいつか、キミの為になる。







なぁんてね。冗談だよ。



じゃ僕は帰るね。


鍵はいつものところ。
戸締まりと、暖房を切るのは忘れないで。
音楽を止めるのも、忘れずに。




じゃあまた。

次はキミの話も聞かせておくれよ。







ガチャ。
……ガランガラーン









おしまい。


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