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夢見る大人、現実を語る子ども。

金曜日の夜。

今日も、僕は好き勝手に書くために、この場所へやってきた。
今日のテーマは、「夢見る大人、現実を見る子ども」

こんなテンションで書くことではないかもしれないけれど、
ちょっと社会派の記事を執筆してやろうと思っている。

このnoteは、たまにKindleを書いたり書かなかったりしている僕、TACKの。
頭の中の思いをただ、むき出しにするためにある。

お茶でもすすりながら、
流し読みでもしてくれたなら嬉しい。
大したことは、書いていないのだから。

ただし、今の思いを本気でぶつけているので、
熱量は負けない。熱量しかない。

夢見る大人

さて。
昨今、面白い言葉がいくつも生まれている。

ノマドワーカー
FIRE
フリーランス
Webライター
マーケティング
インフルエンサー
YouTuber

これらの言葉は僕らが子どもの頃、
存在していなかったものがほとんどだろう。

言葉として存在していたものはあるかもしれないけれど。
今の時代の多くの人の心を打つ存在に
なるとは思わなかっただろう。

なんとも、夢のある言葉だろうか。
少なくとも僕の目には、
これらの言葉はワクワクするものとして映る。
白目を剥き出して、よだれが止まらないレベルだ。

しかし、ふと僕は思った。

こんな「夢のある言葉」に欲情しているのは、
ほとんどが大人たちだということに。

現実を見る子ども

古来より夢を見る存在として名高い子どもたち。

そんな彼らに人気の職業をご存知だろうか。

第一生命が毎年やっている、
なりたい職業ランキングの結果をご覧いただきたい。
https://www.dai-ichi-life.co.jp/company/news/pdf/2021_072.pdf

そう。
男女ともに、ほとんどの世代で圧倒的人気を誇るのは、
「会社員」だ。

もちろん古き良き、夢を語る子どもたちもたくさんいることだろう。
ただ、僕の触れ合う範囲の子どもたちは皆一様に、
この結果が示すように、どこか冷めている子が多い。

「YouTuber?
 そんな甘くねぇって」

一攫千金を夢見ている大人たちを尻目に、
なんともドライな子どもたちは、少なくないと僕は思う。

夢見る大人と、現実と理想のギャップ

さて大人諸君。
どう感じるだろうか。

子どもたちのなりたい職業、
第一位は会社員ということについて。

僕はぶっちゃけ、思った。

「会社員……だと……!?」

と。

ある程度社会を見た僕らにとって。
会社員になりたいという思いがどういうものか、
お分かりだろう。

それはもはや、
鬼ごっこで、自分からわざと鬼に捕まりに行って無双しようとする、
ちょっと足の早くてイキってるやつを見た時の気分だ。
※個人的な意見です

だって僕らは。

ノマドワーカー
FIRE
フリーランス
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マーケティング
インフルエンサー
YouTuber

こんなドリーミンな言葉を胸に抱いて毎日生きてる。

会社員などという存在は、忌避して然るべき。

大多数の人間が、
生活のため、家族のため。
仕方なく会社員やってるだけなんだから。
※個人的な意見です


もちろん、僕ら大人が子どもの頃から。
きっと公務員などの安定した職業は人気だった。
そこからちょっとアウトロー気味になったのが、
会社員という選択肢なのだろう。

その点に関しては、ぶっちゃけ今も昔も大差ない。

しかし一方で、当時の大人たちは、
企業に勤め、正社員として人生を全うすることを
何よりの誇りとしていた。

変わったのはここだ。

夢見る大人が増えた。
それを発信できる世の中になった。
知ることができる世の中になった。

それだけのことだ。

自分と同年代、もしくはそれよりも下の世代が、
窮屈な会社勤めから脱却し、
面白おかしく生きる光景を目の当たりにして。

「俺もそうなりたい!」

そう感じてしまうのは当然の流れと言える。
もちろん、その裏には途方もない苦労があるのだけど。
キラキラした部分に憧れてしまうのが一般ピーポーだ。

結論:今の世の中は、割とカオス


そう。
僕はこの世の中を見て思う。

カオスなんじゃないかと。
混沌とした世の中なんじゃないかと。

そこそこ、本気で。
そう思う。

ただただ現実を見る子ども。
本気で夢を見る子ども。
黙々と現実を生きる大人。
本気で夢を見る大人。
夢破れた大人。
本気で夢を叶えた大人。

入り乱れ、足を引っ張り。
他人を蹴落とし、時には無償で救う。


これは、実に混沌としている。


少なくとも昔と今が絶対に違うのは、
この時代の僕らは知ることができる、という点だ。

インターネットの発達により
成功者も、落伍者も等しく見ることができる。
見せつけられると言ってもいい。


だから。もう一度言おう。

今は、過去に例のない混沌と黎明の時代だと。


新たな価値観は、これからいくらでも生まれるぞ。
既存のものなんて、明日には時代遅れの世の中だ。

だからこそ、救われる人がいる。
だからこそ、苦しむ人もいるだろう。

大人も子どもも、みんなみんな。
己を強く持って。
今日も明日も、生きていくんだ。

この、混沌の世の中を。

上等じゃないか。
僕にはこの世界が、
冗談みたいな「笑える」世界にしか、見えない。


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