この遅刻、私が文句を言いたいよ。

鉄道の人身事故は、ホームドアが設置されている駅でも、
なぜか起きることから、
「最期の時間を鉄道とともに」となる事案が多いようだ。

最近私は、人身事故による列車遅延で足止めを食らい、方々にご迷惑をおかけすると電話連絡を入れている。しかし不思議なことに、通勤時間帯で朝、遅刻しますという電話連絡をした覚えがない。

「最期の時間を鉄道とともに」と考えている方は、朝の通勤時間帯を、これは迷惑がかかる。として意識的に避けているというのだろうか・・・?

冒頭に書いたように、ホームドア設置有無が、「最期の時間を鉄道とともに」と考えている方に及ぼす影響は、軽微だろう。

と、すれば、ホームに立っている方の数に関係があるのではないだろうか。

目立ちながら最期を迎えたい方、ひっそりと最期を迎えたい方、いろいろいらっしゃるだろうが、私の経験上、午後のお詫び電話履歴が多い以上、ゆっくりとした時間の流れる駅のホームで、「最期の時間を鉄道とともに」を実行される方が多いのだろう。

駅員さんがホーム上で業務している姿が少ない現代、そして、昼間は鉄道利用者が、少ないという現実を加味すれば、午後の時間、それも天候がどんよりとした薄曇りの日など、格好の舞台となってしまっている。

これを、最期のお気遣いをありがとうと書くか、迷惑だからやめてほしいと書くか。また難しい問題である・・・

まぁ、私が遅刻して、文句を言われる事実は変わらないのだけどね(泣)

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