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シンガポール在住者が日本へ一時帰国後の再入国(Re-Entry)方法に関して

本日の記事は、シンガポール在住者が日本へ一時帰国、もしくは一度シンガポール外に出てシンガポールに帰国する際の手順をまとめたものです。

以下のような方々に届けたい記事となっております。

・シンガポール駐在者
・シンガポール在住者
・シンガポール駐在で帯同しているご家族の方

いつも、タチサラnoteをお楽しみいただいている方には、少し毛色の違った情報となりますが、With コロナの世界になりつつあるものの、世界ではどのような仕組みが作られているかわかる内容です。

興味のある方は、お楽しみください。

1.記事を書こうと思った背景

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まず、本記事を書こうと思った背景ですが、シンガポールは日本人在住者も6万人ほどおり、かなりの情報が流通しています。

有名なママブロガーさんも沢山おり、自分も時々そういったところでシンガポール国内の情報の概要をつかむことなどもあります。

ですが、今回の件の一時帰国に関しては、日本語での情報がほとんど見つからず、あんまりシンガポール在の方が情報発信されていませんでした。

これから年末にかけて、隔離制限もゆるくなってきたので一時帰国を検討されているシンガポール在住者のために、少しでも役に立てる記事を書ければと思って本記事を記載します。

2.現在のシンガポールの制限

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本記事執筆現在(2021年11月15日現在)のシンガポールでの国外移動の制限事項は以下の通りです。

<日本へ帰国時>
原則14日間隔離。ただし、10日目にPCR検査を実施し陰性だった場合、11日目から外出行動可能。また、ビジネス目的の入国者に関して待機期間を3日間にするという短縮の方針も発表済み(詳細は所属会社へ確認要)

<シンガポールへ帰国時>
シンガポールへ帰国後7日間のホテルや自宅での隔離。自宅での隔離において、渡航者は同居のワクチン非接種者等高リスク者との接触を避けること

以前は、日本で14日間、シンガポールの隔離専用施設で14日間とトータルで28日も身動き取れなかったので、どんどん制限は軽くなってきております。

移動したい方には嬉しい状況ですね。

3.帰国の際の手順

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では、本題の帰国時の対応方法です。

シンガポール在の日本人で、本記事にたどり着く方は似たような方が多いと思いますが、ご参考までに私の家族・ビザ関係を以下に纏めます。

<タチサラ家のビザ状況>
タチサラ(夫):EP(Employment Pass)
妻:DP(Dependant's Pass)
息子(8歳):DP(Dependant's Pass)

私の駐在で家族でシンガポールに住んでいるという家族です。

では、現時点での帰国時に、シンガポールの再入国許可は、ほぼ私・もしくは奥様が何かすることはありません・・・

かなり拍子抜けでした。我々としては、ほぼやることがないのです。

唯一のやることは、

私(夫)が現地法人(シンガポール)側の総務に連絡して、一時帰国すること、並びに再入国許可の対応をお願いする旨を依頼する

だけです。

するとDP所有のご家族も会わせて再入国の処理を私の会社のHR(総務)が対応するようなルールになっているとのことです。

これをHRとやりとりすると、総務より帰国時の再入国賞をもらえるので、それを持っていれば再入国ができます。

こういった情報は、シンガポールのImmigration & Checkpoints Authority (ICA)が情報を纏めています。

それらを纏めている情報はコチラのリンクから参照可能。

また、私のような家族構成だと、Work Pass Holder General Lane(WPHL)というくくりになるらしく、WPHLの詳細はコチラに纏められています。

4.日本の取扱いが変わった場合

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ですが、最近はシンガポールでも、Vaccinated Travel Lane(VTL)というものが増えてきています。

これらは、VTL認定の国だと、帰国後はPCR検査の陰性証明だけで隔離なしで行動できるというものです。

私のように、今WPHLで一時帰国しても、今の日本のような非常によいコロナ状況だと、12月になれば日本もVTLになるかもしれません。

その際の手順は以下の通りです。

先ほどと同様、以下のVTL概要HPから処理をします。

上記リンクにアクセスし、画面の左側に「Apply Now」というクリックする部分があります。

そこをクリックするとURLとQRコードが書いてあるページに移動し、URLをクリック。すると、以下の画面に移動します。

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ここでVaccinated Travel Pass(VTP)の申請をすればOKです。

なお、この際には、我々のワクチン証明が必要になり、Trace Togetherでワクチン証明を見せるためにSing Passが必要になりますので、Sing Passを使えない奥様などがいれば「お近くのコミュニティーセンター」へ行ってSing Passの設定をしておきましょう。

Onlineでやろうとしたら、めちゃくちゃ苦労しましたが、コミュニティセンターへ行くと2~3分で完了します。

英語がペラペラではないタチサラワイフですが、楽勝に対応できました。

5.今回各種対応して思ったこと

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正直今回は、色々と情報に振り回されました・・・

日本大使館に、ちょっと教えて?!と電話しても、めちゃくちゃ冷たい対応されました。

シンガポール日本大使館のホームページでは、非常に不親切に説明だけ書いてあり、その内容の確認をしたかったのですが、我々は知らん!みたいな感じでいわれました・・・

じゃぁ書くなよ・・・と思いながら、気を取り直してICAに電話してみると、自動応答で非常に親切に説明してくれました。

そして、最終的にオペレーターにたどり着くと、最高に親切なオペレーターが手取足取り教えてくれました。

う~ん、ありがたい!

私もシンガポール在が長くなりましたが、こういうシンガポールの温かいところ今でも大好きです。

そんな感じで、2500文字ほどの長文になってしまいましたが、少しでも疑問解決につながれば幸いです。

1次帰国を検討されている方、楽しく帰国生活を過ごしましょう~♪

あ~、日本のコンビニのおにぎりが食べたい(笑)

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最後までお付き合い頂き有難うございました。本日の記事がもしよければスキ・フォローして頂けると嬉しいです。

本日もコツコツやっていきましょう。
それじゃぁ、また明日!

立ち上がれサラリーマン
タチサラ


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