リス埋めについて

いつもお世話になっております、くらみと申します。

タワーを破壊されると相手が使用できるリスポーン地点(以下:リス)
リス埋めに行っている間に割られてしまった、埋めたけど状況がよくならなかった、という体験をしたことがある方は少なくないと思います。(私もその内の1人です)
リスを埋めることで何を得られるか、また、リス埋めのタイミングなど今回はリス埋めについて私の考えを書いていきます。

毎度のことですが、私個人の意見ですので参考程度にお願いします。


リスを埋めることで何を得られるか

リス埋めリス埋めとなんとなくで行動してしまうことが多くなりがちなので、ここで一旦リスを埋めることで防衛が何を得られるかをざっくり書いてみます。

相手を倒した際に初期リスからの行動に出来る

当たり前の事ですが、相手の再行動スタート地点が初期リスになるので移動時間を使わせることが出来ます。

2枚返しに成功した際のリターンが大きい

防衛のラインを大幅に上げることが出来ます。
シューター視点であれば、下がり防衛をしながらのスキル回しによってダメージを稼げるだけでなく、爆風によるダメージを狙えたりとネック戦までに有利な展開を作りやすくなります。
ブロッカー視点であれば、シューターが下がり防衛をしている間に築城を増やすことで、防衛しやすくなると同時に相手の仕事を増やすことが出来ます。
また、帰還タイミングが生まれるので体力を回復出来ます。
残り時間次第では、2枚返しに成功した時点で相手のラスアタそのものを無くす事が出来ます。

「リスが埋まっている」という意識を相手前衛に持たせられる

「今倒されると初期リスからのスタート」という意識を持たせることで、無理が出来なくなったり体力調整で片方を帰還させたりと相手前衛のメモリを割くことが出来ます。

リス埋めのタイミングを考える

では、リスは絶対埋めなければならないかと言うと、そうではありません。
埋めた方がいい場面、埋めない方がいい場面が存在します。
マップの構造や相手の立ち位置、ラッシュ管理などによっても対応を変える必要があります。
マップ毎に挙げだすとキリがないので、ここではネックが強いマップの1つである砂漠1を例に出して考えてみます。

リスは埋められるが相手を流す場合

① ベースまで流す場合
砂漠1などのネックが強力なマップの場合は リス埋め < ネック戦 になる展開がほとんどです。
ベース内の相手をシューターが倒して、もう片方の相手がネックを通ろうとしているような状況。
リス埋めの為にネックを無償で通してしまうと、倒した方の相手は初期リスからのスタートになりますが、シューターのラインはベースから上がらないので相手前衛のラインは変わりません
更に、スキルで倒していた場合は接敵時にスキルがないという状態になってしまいます。

では、リスを埋めずに上がってきた相手をネックで止めた場合を考えてみます。
シューターの体力が減っていた場合は帰還タイミングを作ることが出来ますし、防衛のラインはネックまで上がっています。
帰還して上がってきたシューターと2人でネックを守ることでベースネックまでの下がり防衛を再度行うことが出来ます。

② シューターがネックまでラインを上げている場合
1つ前では相手を倒したシューターがベース内にいる体で話をしました。
では、リス埋めに行きたい時に既にシューターがネックまでラインを上げていたらどうでしょうか。
相手のラインはネックまで下がっており、防衛のラインはネックまで上がっています。このような状況であれば、ネックはシューターに任せられるので、リス埋めをして2人でネックを守る動きが強いと思います。

逆ラッシュ管理で相手がこれ以上削れない場合

逆ラッシュ管理になっている場合、相手はこれ以上ベースを攻撃することが出来ません。
こういった状況であれば、相手の体力関係なく帰還なりをしてリス埋めをしておきたいと考えています。
理由としては、相手はこれ以上ベースを攻められない為、残っている築城の破壊かこちらの体力を削るくらいしかやることがありません。
そんな相手に対して機械的にボムブロを繰り返しても、時間を使われているだけで何も状況は変わりません
仮に倒したとしても、リスが開いていると体力を回復して上がり直してくるだけになってしまいます。
ここでリス埋めをしておくことで、相手にリスが埋っているという意識を持たせる事が出来ます。
安易なデスベホマ※を防ぐことも出来ますので、シューターも強気に立ち回れます。
また、シューターがスキルを振り分けていた場合には、上記した2枚返しに成功する可能性もあり、相手のリーサルを遠ざける有効打になります。

※デスベホマ=あえてボムに当たるなどして倒されることで体力を全回復すること

おわり

今回はリス埋めについて書いてみました。
相手の体力やシューターのスキルの有無、ブロッカーの立ち位置など盤面によって強い行動が異なるので、ざっくりとした記事になってしまいました。

「相手を倒す=リス埋め」という固定の考えだと、本来稼げた時間やダメージを失っている可能性があります。
倒したからとすぐリス埋めに走るのではなく、相方の体力や相手の立ち位置を加味してリス埋め判断をするようになると、守り方も増えて楽しくなります。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
それでは~

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