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子宮内膜症と真摯に向き合う

経緯

七年ほど前に、大阪の婦人科で診断を受けた。それから色々なピルを試し、やっと不正出血が落ち着いたのがプラノバール(中量ピル)だった。血栓ができやすいなど副作用があるため、半年に一度血液検査をしていた。
それから広島に引っ越してとりあえず近くの婦人科に通い続けてはや五年。院内処方してくれるし、待合室の雰囲気もいいし、受付の方の対応もきちんとしているものの、医師が高齢男性のため、何かあっても相談しにくい。通院が形式的なものになっていった。それでも途中で相談して、もっと長期で飲めるヤーズフレックス(低量ピル)に変更するなど、2年前に変化はあった。そこから経血や痛みにメリハリがなくなり、なんとなく毎日生理、毎日ちょっと不調という状態が続いていた。

違う病院へ

退職を機に時間ができ、自分の生活をあらゆる面から見直そうと決意。病院関連では、手始めにかかりつけ内科を変更(受付の対応が悪いのと、医師が高齢のため)。その内科で婦人科の相談をしたところ、「評判は良いけど待ち時間は長いよ」と教えてもらった病院を予約した。体調不良により二週間延期し、なんとか受診にこぎつけた。

婦人科の待合室にて

受付で保険証を渡すと、問診票を記入するように言われる。記入後、小部屋から看護師さんに呼ばれる。今までの経緯や、トラウマにより限られた検査しかできないことを、丁寧に聞き出してくれて熱心にPCに入力している。

診察

女性医師が先ほどのPCの入力内容を確認しながら私にいくつか質問をする。長年、血液検査しかしていないことを懸念され、音波検査と腫瘍マーカーの検査をしましょうと言われる。音波検査により、子宮は腫れていないこと、1cmくらいの筋腫があることがわかり、経過観察で一年後にまた検査しましょうとのことだった。腫瘍マーカーの検査は、今日血液検査をして一週間後にこちらから病院に電話して結果を聞くことになった。
ヤーズフレックスは3シート処方され、次回受診時(3か月後)に、前の病院での今までの血液検査の結果を持ってきてください、とのこと。

本気で向き合おう

前の病院とは違って、ちゃんと私に関心を持ってくれ、治そう、問題を解決しよう、という意思が感じられた。私もそれに応えようと思い、この婦人科専用の一人グループラインを作成し、診察の内容や検査結果、日々の体調(経血の有無や腹痛、腰痛)などをこまめに記録することにした。医師の「不正出血を低量ピルのせいって決めつけるのもね。若い頃はホルモンのせいにできたかもしれないけど、他の理由があるかもしれないから、ちゃんと診ましょう」と言ってくれた言葉が印象に残っている。
体調をコントロールしようと努力し、それを助けてくれる専門家と信頼関係を築けたら、「完璧ではないけど体調をマネジメントできている」という自信がつき、働くことへの不安を軽減できるかもしれない。実際、この不調がプライベートの充実をも妨げているのは事実だ。パートナーにドライブに誘われても、途中で体調が悪くなるのが怖くて、半分は断ってしまう。イベントに参加したり、友人と食事に行くのも、「いつでもトイレに行ける」「いざとなったら横になれる」という確証がなければ億劫になりがちだ。薬やカイロ、紙ナプキンも手放せない。

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長年の悩みなのでちょっと熱がこもってしまいました。明日のタイトルは、「個別&集団 体験①~じっと座っていよう~」です。どうぞお楽しみに😊


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