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三連勤と通院同行

【8月12日(土)】
 五回目の出勤。出勤前、緊張するが、「自分を追い込むほどの向上心は勇気を持って捨てよう」と決意し、できるだけリラックスして向かう。
 お店はけっこう忙しかった。前から聞かされていた名物常連客がついに登場。私の退勤時間の少し前に来られたのでできるだけ目を合わせずに、差し入れのお礼だけ言ってそそくさと退勤、あとは店長と先輩に任せた。一目見て面倒くさい人とわかるのでうまくかわせて良かった。
 しかし、以前飲食店で働いていた時の、何人もの常連客のしつこい絡みを思い出し、またああいう人たちの相手をするのかという不安でほとんど眠れなかった。今回のお店はお昼メインなのでそんなに絡んでくる人もいないだろうとわかってはいるものの、今日会った常連客のことばかり考えてしまった。

【8月13日(日)】
 六回目の出勤。お店は暇で、定時より二十分早く上がった。

【8月14日(月)】
 午前中、アボカドとゆで卵のサラダを作った。夜、美味しすぎて、卵が三個も入っているのに全て食べてしまった。
 お店はほどほどに忙しかった。自分の歓迎会を兼ねた飲み会を断るという偉業を達成。今後もその心意気でやっていきたい。

【8月15日(火)】
 リワークセンターの集団プログラム「目標の立て方」に参加。アイスブレイクの無人島ゲームも楽しかったし、グループワークで各自の長期目標や短期目標、いま努力していることなどを聴けて、とても勉強になった。
 スタッフさんとの面談もあり、無事に三連勤を乗り切ったという報告をした。午前中はいつものルーティーンを続けていたので心身のメンテナンスができ、それほど疲れていないと話した。

【8月17日(木)】
 リワークセンターの集団プログラム「ボッチャ」に参加。ボールを転がして、的となるボールに近づけられたチームが勝つという、ゴルフとカーリングの要素を感じる障害者スポーツだ。六人チームで一人一投ずつを六セットやった。専用の道具は三万円かかるそうなので、百均のでこぼこのボールでプレーしたため、ボールがどこへ転がるかわからず、運と成り行きをみんなで眺めるという様相を呈した。しかし、スーパープレーもあり(私も二回くらいいいショットをした)、なかなか盛り上がった。

【8月18日(金)】
 私の通院している心療内科にリワークセンターのスタッフさんが同行してくれるという「通院同行」。先生は情報提供書や個別支援計画を見て、「いいんじゃないですか」と言ってくれた。今後は、私に何か変化があった時に、リワークセンターから病院に、書類や電話などで連絡することもあるそうだが、次に同行するのは復職する時になる。
 病院のすぐ向かいが私の家なので、スタッフさんにあれが私の家ですと紹介して別れ、その足でジムに行った。


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