言葉少なに話を聞く👂

こんにちは 哲学とノートで未来を切り開く さくらです。

栗山英樹監督の『栗山ノート』に以下の一節があります。

「話をする立場になったら、言葉を少なくするように意識します。言葉を尽くして思いを伝えようとすると、結局は伝わりにくい。言葉が多いぶんだけ理解がすれ違ったり、言葉が上滑りしたりすることがあります。究極的に言えば、信念を持って生きていれば、言葉はなくても選手たちはくみ取ってくれる。余計な言葉はいらないはずです。」

うむむ。。。
これはレベル高い・・・
そもそも、「信念を持って生きて」いなければ、伝わるものが無いということですよね。私も人に話をする仕事ですが、ほぼ毎回と言っていいほど
「あちゃー、今日も話過ぎてしまった💦」と、反省することしきりです。

もともと人間は話したい生き物、特に多くの女性は食事をするのと同じくらい話すことがエネルギーチャージだと思っているので、そんな反省も開き直ってしまっているのですが、やっぱり言葉少なに伝わる人を目指したいです!

相変わらずしゃべりすぎてしまう私ですが、最近の気づいたことがあります✨

相手の言葉を単語レベルで復唱するのは良いのですが、「文章で言葉にして言わない」。

たとえば、オウム返しが大事と言われますが、

「私◎◎がダメなんです」
「そっか~◎◎がダメなんですね」
と返すと「自分で言うのは良いけど、人に言われると腹が立つ…」ということがありますよね。

また、言いかえて
「私◎◎がダメなんです」
「そっか~◎◎が嫌いなんだね」
と言うと「いや~嫌いではないんですけどね、なんか一緒にいるとぎこちなくなっちゃうんですよね」と、微妙なニュアンスの変化で一致しないことも。

自分の話を始めて相手の話を奪っちゃうなんてことも
「私◎◎がダメなんです」
「そうかなぁ、そう思わないけどね、私の方がもっと~~~~」
もうやめて・・・

ということで結論。こそあど言葉を使うのが良い✨
これ、あれ、それ、どれ、指示語ばかり使うのは歳を取って物の名前を思い出せなくなったら、、と思っていましたが、このこそあど言葉が非常に言葉少なに相手の言葉を受け止めるのに良いのです!

相手「私◎◎がダメなんです」
「そうなの?どうしてどうして??」
相手「××が△△したから」
「そうなんだね~、それで、その時どう思ったの?」
相手「本当に※※だなぁと思いましたね」
「そっか~、うんうん、そうだったんだね」

こそあど言葉の方が、相手の文章のニュアンスも変えず、相手の言ってほしくないことも言葉にせず、全部そのまま話を聞いた感じになるんですね~

まだまだ話過ぎてしまう所がありますが、相手の話を聞く時は、極力ちょっとの言葉で共感や質問をしながら、じっくり話しを聞いていきたいと思います🌸

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