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【逃げ切れるか】

先月の24日頃から
3日間程右の横っ腹がシクシクと痛みました
そして遂に26日の夕飯作りをサボりました

仕事帰りの家内に
夕飯サボりのお詫びと経緯を伝えたところ
「連休始まるから保険のため病院にお薬貰いに行ったら?」
と言われ
翌日近所の病院へ行く話になりました
(土曜日のなのに通常診療されてて助かります)

そして27日
「お薬くださ~い」みたいなノリで
気楽に診察を受けたら
先生「38度5分、お腹痛いんですよね?」
ゲル「いやぁ昨日より楽になってるんで、お薬だけ頂ければと....」
先生「ちょ、CRP(炎症反応)数値16.51て!?」
血液検査の数値を見て先生なぜか緊張感アップ

そこに家内も参戦
ゲルの腹痛は数年に一度はやらかす持病的なもので
心配要らない旨を先生に伝えたようと
家内「みぞおち痛→ヘソ周り痛→右下腹痛の移動は虫垂炎で....」
虫垂炎の言葉が耳に入った先生は緊張感が3次元的右肩上りになったようで
家内の説明を遮るように
先生「外科の先生不在なので紹介状書きます、
   すぐ外科の先生のいらっしゃる病院へ行ってください」
ゲル「いゃぁ、お薬だけ頂けたら」
先生「外科の先生が判断される事なんで」
と、虫垂炎の単語で炎上?取り付く島も無くなってしまいました
(有難いけど面倒な事になって来たなと痛みが増す思いでした)

先生から転院候補三箇所の病院名を告げられ
(うわ救急病院やん、それもある意味で有名な...)
診察室前廊下の長椅子で顛末を待っていると
看護師さんの問い合わせ架電の声が漏れ伝わって来ます
一軒目・二軒目と断られ
そして三軒目も断られ
(やった帰れるぞ!!)と心中快哉したのも束の間
親切な先生からもう一軒の病院名が発せられました

四軒目の病院名を聞いて(ここなら良いかも)と思いました
何故なら一月程前に先輩が入院されて
とても評価の良かった病院だったからです
そして有難いことに受け入れてくださるとの返答でした

面倒を掛けては申し訳ないと思いったのと
サイレン音が腹に響きそうなので病院の車両はお断りして
歩いて行こうとしたら外は小雨だったので
徒歩は家内の拒否権発動によりタクシーで行くことになりました

乗り合わせたタクシーの運転手さん
なかなかのご高齢
どうみても七十代後半のようにお見受けしました
運転手さんにルートをお尋ねしたら
中央分離帯があるので病院の前通り過ぎて次の信号でUターンすると聞いて
危ないのでひとつ手前の信号で降ろして頂きました

信号から100m足らず
病院前に差し掛かると私達夫婦を目視した守衛さんが
架電を始めたのですが10m位前まで来ると通話が終わりましたので
私が「あのぉ」と話し掛けると
守衛さんは「コチラです」と救急受付へ案内して頂きました
先程の通話は来訪者情報のやり取りだったようです

救急車やタクシーで乗り付けた訳でもないのに
守衛さんよく紹介患者と判りはったなと思いつつ
処置室に通して頂き
先の病院で頂いた検査結果のデータディスクをお渡ししました。

《続く》


(日付が変わって家内が山の神に変身しそうなので
 続きは明日、乞うご期待)


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