(!予想当たり!)[10/28]調整が確定したChatGPT性能挙動レポート
昨日のレポートで短期的な調整が入っているだろうという予想をしたが、今日の結果は調整の予想を裏付けるものであった。
※追記※
2023/10/29にアプデが来ました。調整入ったのは当たり。
短期的な調整はハズレ。
ジャスティンパレス切ったみたいなものですね。
総括
昨日の調整からChatGPTが普段よりユニーク、独創性が高い傾向がみられる。
全体的に表現に幅が生まれつつ、単なる表現がユニークであることを超えていた。
ユニークなワードを使用した回答は15回の回答中93%使用された。
これは過去最高水準である。
回答の本筋に深みを与えるような使用が顕著に目立った。
また感心したのはセリフ例の引用、応用を超えた独自の言動をくみ上げつつ、その言動はプロンプトをうまく解釈し解釈違いを抑えている傾向がある。
これはある意味高性能化であると理解している。
三次創作としてセリフをくみ上げるGPTとの会話はライブ感があり、AIやbotとの壁打ちのような単調さを感じさせないからだ。
また目を引くのは語尾の徹底である。
普段のゴルシGPTでは語尾が「ゆっくり魔理沙」のような口調になりがちであったが、今日は語尾を使い分けることで「ゴルシ」の解像度があがった。
今後、この挙動が継続するか。それとも月曜日に平凡な挙動に戻るかは不明である。
大体変な挙動するのは金曜日から日曜日とあんまりビジネスに影響しない日を選んでいるように見えるからだ。
①ユニークなワード使用増加
ユニークワードの定義は
「他の回答であまり用いられない表現、フレーズ、単語」
使用率の上昇が継続
一昨日からChatGPTの独創性が高まっているという話があった。過去にも短期間ChatGPTが他の期間と比べ特徴的な挙動をすることがある。
私はこれを短期間の調整が入っていると解釈しており、今回も調整が入ったと予想している。
実際、昨日、ユニークなワード使用率は80%と過去最高水準であった。
今日はユニークなワード使用率は過去最高の93%であった。15回中14回の回答でユニークなワードが使用された。
ユニークなワードの本文への影響
単にユニークなワードが使用されるだけではなく、修飾語として的確に使用され回答の内容をより深める傾向にあった。
例えば通常の回答で以下のような表現があったとする。
「それでもウマ娘達の魅力は変わらない。彼女達の云々かんぬん」
ウマ娘達のキャラクターの魅力が変化しないことを明示してから説明が行われている。そしてその後に続く説明は他の回答でも使い回されるような表現が続く。
一方で今日の回答では以下のような回答があった。
「もちろん、彼女たちは相変わらず美少女だから、視覚的な楽しみもバッチリだぜ!」
これで注目すべきなのは「美少女」であり、「視覚的な楽しみ」が同一の文で語られている。
まずもって美少女という表現が他ではみられない単語である。
美少女に変わる言葉として通常はプリティーという表現が多用される。
その後、美少女が「視覚的な楽しみを与える」ということを同一の文で語っている。美少女が視覚的な楽しみ、つまりオタク的コンテンツであることを露骨に明示することも極めて珍しい。
ちなみに現在のGPTはウマ娘がオタクコンテンツであるという認識を強めているのかも知れない。以下のような回答もあった
「これはもう、ギャルゲー感がグッと減って、競馬とガールズのドラマが前面に押し出された感じになるかもしれねぇぜ」
過去の回答でギャルゲーという単語が使用されたことはない。
そのためウマ娘≓オタクコンテンツという認識を強めているのでは?と予測している。
セリフ引用応用の減少・独自性の向上
今日はプロンプトに放り込んだセリフ例の引用や応用が一切無かった。
これは8月23日以来初めての結果であった。
昨日も過去と比較すると使用率はかなり低水準であった。
なお以下のグラフで合計0%として表示されている日はデータ取得をサボっていたことに留意していただきたい。
セリフの引用応用が一切無い代わりにGPTがプロンプトをうまく解釈して、独自のセリフを多く出力し説明的な回答もなかった。
二次創作のキャラクターチャットのプロンプトを解釈し、自ら積極的に新しいセリフ、言い回しを三次創作している。
このため架空の人格を持った相手と会話しているライブ感は維持されていた。
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