【中小企業診断士試験】令和6年度試験委員
令和6年の試験委員が発表となりました。
基本委員は変更なしで、出題委員に変更がありました。
今回は4名が退任、3名が新任となりました。
7名変更があった昨年と比較して小規模です。
結論からお伝えすると試験委員が変わったとしても特段何か対策できるわけではないので、受験生の皆さまは通常通り過去問対策を行ってください。
1.退任と新任
【退任】
西岡 正 先生(経営戦略・組織論)
木内 正光 先生(生産管理)
細海 昌一郎 先生(財務会計)
西川 喜裕 先生(弁護士)
【新任】
斎藤 文 先生(生産管理)
清松 敏雄 先生(財務会計)
中島 慧 先生(弁護士)
2.科目への影響
運営管理は木内先生が退任、斎藤先生が新任と推測しています。
木内先生は平成30年度以降出題委員を歴任され、IEやQCの出題と関連が強かったと推測しています。
一方で斎藤先生は平成27年度から令和4年度まで出題委員を歴任された方で、今回再登板となります。
なので、直近数年の過去問の傾向と大きく変わらないでしょう。
財務会計は細貝先生が退任、清松先生が新任と推測しています。
細貝先生は令和4年度と令和5年度で出題委員を歴任されました。
期間はそれほど長くないので、直近数年の過去問の傾向と大きく変わらないでしょう。
個人的に影響が気になるのは事例Ⅰです。
西岡先生は15年以上出題委員を歴任された方です。
事例Ⅰとの関連が深い先生と推測していたので、今後の出題傾向に注視していきたいと考えています。
3.今後の対策
繰り返しにはなりますが、試験委員対策をしていただく必要は一切ありません。それよりも、過去問分析を行いながら出題論点を整理していただくことが大切です。
試験委員対策を踏まえて重要と感じた点は、講義内容に反映してまいりますので、気になる方は直前対策講座や道場を是非ご活用ください。
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