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寝落ち通話という文化 1996

まえがき

皆さんは、寝れない夜を過ごしたことは無いだろうか

・昼寝をし過ぎた
・考え事がある
・夜は寂しい

など

理由は人それぞれあるだろうが、毎日毎日ベッドに入った直後に熟睡できるという人は少ないだろう。

今回はそんな時にとる行動として
若者の間で
・本を読む
・YouTubeを見る
・ツイキャスを見る
・散歩する
・無理やり寝る
の他に選択肢の1つになりつつある

『 寝落ち通話 』というものについて解説しよう。

目次

1.寝落ち通話とは

2.寝落ち通話が普及した背景

3.寝落ち通話の流れ

4.寝落ち通話のメリットデメリット

5.寝落ち通話以外の選択肢

6.まとめ

こんな感じの流れで書いていく✍

それでは

1.寝落ち通話とは

読んで字のとおり

寝落ちするまで雑談したりしながら通話をして
どちらかが寝落ちしたら切る。もしくは、朝まで通話を繋げておはようを言うまでがセットの通話のこと

である。

同性とするのか異性とするのか?
↪︎ほとんどの場合、異性である。
↪︎同性の場合は会話が盛り上がって中々寝付けなかったりするが、異性とはまったり話せることが多いのでその分眠くなる

使う媒体は?
↪︎その人によって様々だが、殆どがSkype
↪︎人によってはカカオトークやLINE
↪︎また匿名通話アプリであればそのアプリで完結していたりする

誰とするのか?
↪︎恋人や友達などの知り合いとする人もいるだろうが、ほとんどの場合はネットで繋がったあったことも無い異性である
↪︎その方が気を使わないで済むし、気兼ねなく通話が楽しめる
↪︎自分より若い世代は小学校や中学校からスマホに触れていてそこら辺の障壁が少ないように思うので、LINEのタイムラインで通話募集なんかをしてるのも見受けられる

2.寝落ち通話が普及した背景

やはり、スマートフォンの普及による影響が大きいと思う。

若者が長電話をする文化はおそらく昔から変わっていない。

それは昭和のドラマなんかを見ればよくわかる。

しかし、スマートフォンによって固定電話を独占して親の目を気にする必要も、LINEやSkypeなどによってネット回線があれば通話料金を気にする必要もなくなった。スマホさえあればどんな暇も潰せる時代になったのだ。

では、なぜ寝落ち通話なのか

それは、SNSの普及により匿名でのコミュニケーションになんの違和感も感じない人が増えたから。また、恋愛を煩わしく思う人が増えたから。

たまに寂しくなった時だけ、ネット上で見ず知らずの相手と心の隙間を埋め合うのだ。お互い知らない人なので変に気を使わないで住むというのが1番の要因かもしれない。

もし、ネットストーカーのような形で相手が豹変した場合で、寝落ち通話用のアカウントであればブロックやミュートで相手を視界から消すことが出来るし、いざとなればアカウントを消せばいい。

それだけの話だ。

3.寝落ち通話の流れ

まず、相手を探すところから始まる。元々以前繋がった寝落ち通話友達や、固定や安定さんと呼ばれるお気に入りのような人がいればその人と

いなければ
ネットでの相手探しからはじまる

①スカイプちゃんねる(通称スカちゃ)
通話募集の掲示板のような所。
書き込みをしてる人は圧倒的に男性が多いイメージ
ネトゲなどもそうだが、ネット世界は女性の方が常に力を持つ気がする。

②Twitter
#寝落ち通話募集 のタグで夜中などに検索をしてみると通話難民がうじゃうじゃいる、ほとんどがリアルアカウントではなく所謂裏垢というネット専用のアカウントだ。
Twitterは業者も多くあまり健全とはいえないイメージである。Twitterの良さは元から相手の声を確認できる可能性が高いところ #サンプルボイス と呼ばれる動画を通話垢の人は持ってる人が多く、その動画を見れば相手がどんな声か、変な人ではないかを確認できるようになってたりする。

このような場所で相手を見つけ
軽く挨拶をした後に、Skypeなどの通話ができるほかの媒体に移動し実際に通話を始める。

名前(ニックネームなど)を聞いたり
好きなものや嫌いなものなど
相手にさほど興味が無いにも関わらず
会話をして徐々に眠気が出てきたと思ったらおやすみなさいと言って眠りにつくイメージだ。

そして、朝になったらおはようと言い合い通話をきる

良い雰囲気であれば、その後も関係が続くといった感じである。

4.寝落ち通話のメリットデメリット

メリット

・落ち着く、寂しさが紛れる
・いい暇つぶしになる
・色んな人と話せる
・良くも悪くも若者が多い

デメリット

・依存性がある
・良くも悪くも若い人が多い
・萌え声がたまに気持ち悪い
・変な通話に誘われたりする
・メンヘラほいほいだったりする


こう上げてみるとデメリットの方が多く
時間の無駄のような感じもするが
依存性が高い為、1回ハマってしまうと
中々克服するのに時間がかかるものである。

5.寝落ち通話以外の選択肢

寝落ち通話はベッドに入って寝ようとしても寝れない時の選択肢として選ばれることが多いように思う。

なので、そこから寝れないからと言って勉強机に座るストイックな人は中々いない。

よって、他の選択肢として残るのは
ベッドで横になりながらスマホ完結でできることである

そうすると自ずと選択肢は決まってきて
・ソシャゲ
・Amazonプライム
・AbemaTV
・Netflix
・YouTube
・漫画サービス
・Twitter
・ツイキャス

などである
YouTubeで自分の好きな実況者やYouTuberのくだらない動画を見たりか、毎日更新の漫画を読んだり、Twitterで友達の日常を覗き込んでストーカーまがいのことをしたり、そんな風に過ごすなら知らない誰かと通話した方がいいんじゃない?というスタンスである。

6.まとめ

今回は若者を中心に広がりつつある
寝落ち通話という文化について書いた

イメージ的には普通にお話をするチャットレディーが一般化し若者の間でカジュアルになって普及したイメージである。

あなたも寝れない夜のお供に、寝落ち通話をされてみてはいかがだろうか?

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