切手COL[蛍石]
南西アフリカ/1989年発行/鉱物(蛍石)
発行当時の1989年は南アフリカ連邦に占領された「南西アフリカ( SWA)」という名称でしたが、1990年に独立し「ナミビア」になりました。つまりこの切手は短い期間でしか使用されず、しかし「SWA」の部分を「Namibia」に変更して再発行されたようです(せっかく作ったのにもったいないもんね)全部で10種類の鉱物が描かれているのですが、南西アフリカ発行の時にはあった赤銅鉱がなくなり、ナミビア発行の際に新たにウィレマイト(珪亜鉛鉱)追加されました。
残念ながら私はこの1枚しか持っていないので、いつかSWA版もナミビア版も見つけられたらいいなぁ~
描かれている「蛍石(fluorite/CaF2)」は鉱物の一種でモース硬度4。モース硬度というのは鉱物の硬さを表すもので1〜10まであります。最高の10はダイヤモンドです。蛍石は4なのでわりと傷つきやすいです。
蛍石は八面体のを好む人が多いのかな?なんて思うのですが、私はこのキュービックが塊魂みたいになっているのがけっこう好きです。うまい具合にまるく固まってる蛍石だと、和菓子の練り切りの紫陽花のようにも見えて美味しそうなんです♪もちろん八面体のも自然にできたとは思えないくらいピシッとしていて好きです。
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