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切手COL[児童図書賞]

オーストラリア/1985年発行/本(エルフ&妖精)

児童文学賞「オーストラリア児童図書賞」の切手。描かれているのはイダ・レントール・アウスウェイト(Ida Rentoul Outhwaite)1916年発行の「Elves and Fairies(エルフ&妖精)」です。彼女がなくなったのが1960年で、それから25年経った1985年はもしかしたら彼女の功績を評してなのかもしれませんね。

とんがり帽子に箒、そして黒猫、周りを飛ぶのはコウモリ、まさしくの典型的な魔女の姿。元々の絵だと手前の方にはキノコの上にちょこんと座ったカエルもいます。けっこう小さいサイズの切手なのですが、とても印象的で惹かれたので気がつけば4枚も集めていました。

イダ・レントール・アウスウェイトはニュージランド出身の児童書を主としたイラストレーターです。妖精や魔女などをモチーフにした作品が多く、15歳で挿絵画家としてデビューしています。すごいですよね!

彼女の作品を検索していたらコウモリの上に、というよりも服従させて乗っている妖精の作品があり、ちょっと面白かったです。他にも動物と妖精、植物と妖精の作品がたくさんありどれも素敵でした。

妖精イラストというと、アーサー・ラッカムやシシリー・メアリー・バーカー、エロール・ル・カインなどが日本では人気で一時期書店には妖精本が溢れていましたね。イダ・レントール・アウスウェイトだけの本は日本では発売されていないようですが、もしかしたらその時の妖精本とかには紹介されていたかもしれません。でもどこかの出版社さん、彼女の作品だけで1冊画集作ってくれませんかね?

参考サイト Ida Rentoul Outhwaite wiki

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