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切手COL[サバ・レース]

オランダ領アンティル/2007年発行/編み物

1954年〜2010年まで「オランダ領アンティル」、現在はオランダの特別自治体となっている「サバ島」。このサバ島の特産品である[サバ・レース]がモチーフです。[スパニッシュ・ワーク]とも呼ばれ、ベネズエラに留学した人がレース編みの技術習得しサバ島で広まり、島の重要な輸出品となったそうです。

それほど派手さはないものの、繊細なデザインで素敵ですね。主に女性が編んでいたらしいのですが、編み物・刺繍が猛烈に不得意な私には到底編めそうにないです。サバ島に生まれなくて良かった…。

サバ島、陸地面積は13km²で島の外周のほとんどが断崖絶壁、人口が1400人ほどしかいなくほぼ自給自足の生活だそうです。コロンブスによって発見されましたが上陸はせず、イギリス海軍提督が上陸、1635年にフランスが島の領有を主張しましたが、オランダが植民地にしたり、イギリスの海賊が占拠したりと争奪戦は激しく、ジャマイカの海賊が住み着いたところにイギリスが取り締まり、ようやく航海や交易ができるようになったようです。

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