犬食禁止の次は…

今年の1月、韓国において犬食禁止法が可決された。3年の猶予期間があるから、2027年から施行される予定の法律。

日本でも犬食禁止の動きはあり、日本維新の会・串田誠一参議院議員が問題提起している。そして、この議員は引退競走馬の件でもいろいろと議会で語っている。

もし、日本でも犬食禁止と法律が制定されるようならば、その次は何か?と考えたときに、この串田議員が音頭を取っているならば馬にも波及してきそうに思った。

それは何故か?と言うと…

こういう考えを持っているから。

愛護を否定するつもりはないが、馬はペットになれない。その線引きを間違えている議員が、耳障りの良いことを言っている。
と、今では思うけれど、これが社会に波及したらどうなるか?は全く想像がつかないこと。少なくとも議論にはなるだろう。

「引退競走馬に安らかな余生を」
という考えまでは否定しないが、出来ることと出来ないことがある。費用対効果の問題もあるし、そもそも馬の需要が明らかに生産量と見合っていないこと、そして肉の需要がありその需要を賄うため、海外からも馬・馬肉を輸入していること。
総合的な観点から考えて欲しいが、それはきっとこの議員には届かないだろうと思う。

「乗馬をやる議員」と説明があるし、実際にパーティーみたいなことを乗馬クラブとジョイントして今年の7月に行うけれど

その乗馬クラブは、動けない馬・年を取った馬・客を乗せられない馬 をどうしているか?
それを聞くのがいちばん早いんじゃないかと思う。動物はモノじゃないという考え方には共感するけれど、馬はどこまで行っても家畜であり、ペットにはなれない。
安らかな余生を望むなら、乗馬も馬にしてみれば、安らかな余生を過ごせているとは言えないと思うが、さてどうでしょうか。

僕は、犬の肉を食べようとは思わない。
だが、それは大体の人が食べないものだと思う。法律にすることなのか?という疑問点と、もし法律として可決されたらこの実績を元に他へ運動が波及すると考えるし、その標的は馬になると思うからこそ、立場を明らかにしておかなければならないように思う。
それが、この記事作成に至った理由。

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