「クッキングパパ」は面白い

クッキングパパは面白い

クッキングパパは、漫画雑誌モーニングで、長年にわたり連載されている漫画である。
現在、単行本は170巻まで出版されている。
まず、こんな記事を書こうと思ったきっかけはこのニュースがきっかけだった。
1648話まで無料公開。

たまに無料公開されているクッキングパパ。
昨年末にも1300話が無料公開されていた。

そして、今年の4月にも600話が無料公開されていた。

これでザッと目を通していくと、いろんな人の成長過程が分かる。そして、サンドウィッチマンのお二人がマンガに登場した回もある。

ピザハットリ・ピザじゃなくてピッツァです!のやり取りもマンガで描かれていた。

ここで僕の好きな回を何話か書いていきたい。

1278話 ママのクレソンのおひたし

この話には伏線がある。
この話で登場するのは、昼間は会社で、夜はキャバレーで働く福岡出身のめぐみ。
当時、金丸産業の東京支社に勤務していた工藤三平は、付き合いでキャバレーに連れていかれた。そのキャバレーは白いバラで、日本各都道府県の女性がいたことでも有名である。
取引先の人が、工藤くんの出身が福岡だと知っていたから、福岡出身のめぐみさんが指名された。
そして、一緒に踊ることになるわけだが、この前にも伏線がある。
実は、工藤三平くんは金丸産業博多本社で勤務していた時の同僚、種子島恵さんとお付き合いをしている関係なのだ。そして、お互い仕事が忙しくて連絡がなかなか取れない状況での、キャバレーに行ってめぐみさんと出会う。
踊っている最中に、めぐみさんから私は夢があると伝えられる。それは美容室を開きたいという夢。その夢を叶えるために、昼間は別の仕事をしている。と。
そんなめぐみさんに惚れた工藤くんは、翌日もそのキャバレーへ行くことになる。そして、その翌日も会いたいと誘ったときに、メールアドレスを貰い、外でごはんを食べよう。と言われる。
そして家へ帰った工藤くんは、恵ちゃんからの手紙を受けとる。そこには、博多から一足早い春の贈り物があり、それで工藤くんは恵ちゃんを大事にすることを誓って、断りのメールをめぐみさんに送る話がある。
こんな伏線があるのを分かった上で、読まないと伝わらない話だ。
キャバレーを卒業して、地元に念願の美容室を構えることになっためぐみさん。めぐみさんが美容師を目指した理由は、幼いころに母と一緒に行った美容室で、こんなにキレイに出来るんだというのを知って、私もお母さんにしてあげたい。という思いがきっかけだったと語られている。
そして、開業を迎え、お客さんを出迎えているときに、目の前の通りを2人用のベビーカーを押して歩く工藤くんとお互いに目が合う。
このときに、恵ちゃんと結婚して双子が生まれている。その様子をアイコンタクトで知ったのか、お互いに何も言うことはなく、工藤くんは歩いていき、めぐみさんはお客さんの対応をする・という話が個人的に好きです。

また、クッキングパパのなかで荒岩まことくんはモテる。同級生のさなえちゃんと結婚が決まったけれど、えつ子ちゃんもまことくんのことが好きで、大学時代のあゆみちゃんもまことくんのことが好きだった描写があり、加那ヨーを踊っていた。
料理漫画のなかでも、愛しのあの子のために作るという描写もあったりするのがクッキングパパのいいところ。
そんなクッキングパパ、是非読んでください。


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