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交響曲1 2023.05.15
バリー・ワーズワース/ロンドン・フィル

ベンジャミン 交響曲1番、ワーズワース/ロンドン・フィル。新古典的で曲を通じて低音通奏の上の掛け合いが特徴的。1楽章はゆったりとうねりドビュッシー「海」を思わせる。2楽章は静けさの中に怪しげな管の掛け合い、3楽章は悲痛な弦ユニゾンが高まりTrbのクライマックスの後、穏やかに静まる。4楽章は打撃より急なシンコペーション、最後は華やかに盛り上がる。

交響曲1 2023.05.17
クリストファー・リンドン=ジー/クイーンズランド響

ベンジャミン 交響曲1番、クリストファー・リンドン=ジー/クイーンズランド響。クイーンズランド響の演奏は、全体的にテンポが速くあっさりして味わいが薄い。比較して、曲の雰囲気はロンドン・フィルの方が良く出ており、響きにも幅と深みがあって神秘的で重厚。曲として、新古典的だが聴きやすく、エンタメ要素も感じて面白い。お気に入りです。

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