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交響曲1 2023.06.13
アンシェル・ブリュシロー/ボーンマス響

ヤルドゥミアン 交響曲1番、アンシェル・ブリュシロー/ボーンマス響。各種楽器のソロがメッセージ性をもって現れるのは、2番での詩篇の謳い上げと同じか。1楽章は静けさと分厚い和音で不安と空虚さ、緊迫が入り乱れる。2楽章は静かで落ち着いた懐かしさ、寂しさを感じる。3楽章は勇ましく盛り上がるマーチ、スネアと弦の打ち込みで盛り上がる。

交響曲2「詩篇」 2023.06.13
ラン・シュイ/シンガポール響

ヤルドゥミアン 交響曲2番「詩篇」、ラン・シュイ/シンガポール響。この演奏ではメゾ・ソプラノ独唱が入る。2楽章形式で、全編、独唱をオケが伴奏する形であり、これが交響曲と呼べるかどうか。どこか「十戒」の音楽にも似ている。基本的に静けさの中、EupやTrbのレチタティーヴォを交えた詩篇の謳い上げで、宗教性を感じるが音楽だけ聴いても理解につながらない。

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