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交響曲2 2024.07.10
マイロン・レバイト/ブルックリン区YMHA・フィル

エルンスト・ルドルフ 交響曲2番、マイロン・レバイト/ブルックリン区YMHA・フィル。アマオケの練習風景のようで、時折、指揮者の合図の声が入る。音源はこれしかない。1,4楽章は劇的でロマン派的。2楽章はほの暗く情緒的。3楽章は快活さと穏やかさが交互する。ちょっと長いが、ロマン派的な曲で、ちゃんと演奏すれば聴きごたえあるような気もする。

交響曲3 2024.07.10
フランク・ベールマン/ボーフム響

エルンスト・ルドルフ 交響曲3番、フランク・ベールマン/ボーフム響。1楽章は劇的で弾むような捻ったリズム。2楽章は葬送行進曲風アダージョで懐かしさに悲しさが混じる。3楽章は小ぢんまりした3拍子で、激しくなってから静まる。4楽章は勢いを取り戻し、軽やかで優しさも挟みながら、情熱的に激しさを増して終わる。

交響曲 2024.07.10

エルンスト・ルドルフ 交響曲、1番は音源が見当たらない。2番の音源も満足できる演奏レベルのものではなく残念。いかにもロマン派のドイツの作曲家といった感じの曲想で、古典的な歯切れ良さや堂々とした風格、哀愁を感じる中間楽章など、ちょっとブラームスに似たところもあってもっと楽しめる曲だと思うが、残念ながら録音も少なく、埋もれてしまっている。

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