ヒルディング・ルーセンベリ (1892 1985 93)
交響曲1 2022.03.16
スティグ・ヴェスターベリ/スウェーデン放送響
ヒルディング・ルーセンベリ 交響曲1番、スティグ・ヴェスターベリ/スウェーデン放送響のライブ。怪しげな出だしから一面灰色と黒の混とんとした感じ。2楽章は穏やかで安らぎもあるが、親しみは感じない。3楽章は活発にさまざまに展開する。全体的になんだかまとまりがない印象で好きな部分がなかった
交響曲2「シンフォニア・グラーヴェ」 2022.03.16
ヘルベルト・ブロムシュテット/ストックホルム・フィル
ヒルディング・ルーセンベリ 交響曲2番「シンフォニア・グラーヴェ」、ブロムシュテッド/ストックホルム・フィル。表題とは逆に様々なPercや各パートが掛け合いを演じ軽いドタバタ感もある。2楽章は3拍子で不安な弦の響き、深みはない。3楽章も早い上下動から遅くなって変なダメ押しで終わってしまう
交響曲3「四つの年代」 2022.03.16
ヘルベルト・ブロムシュテット/ストックホルム・フィル
アンドリュー・デイヴィス/ロイヤル・ストックホルム・フィル
ヒルディング・ルーセンベリ 交響曲3番「四つの年代」、ブロムシュテッド/ストックホルム・フィルとデイヴィス/ロイヤル・ストックホルム・フィル。「男の一生」なんて題訳もある。デイヴィスの演奏は録音も良く、全体的にしまりがあって聴き応えがある。曲は一連の交響曲の中では面白い方かな。
交響曲4「ヨハネの黙示録」 2022.03.16
シクステン・エールリンク/エーテボリ響
ヒルディング・ルーセンベリ 交響曲4番「ヨハネの黙示録」、シクステン・エールリンク/エーテボリ響。バリトン独唱、合唱を伴うオラトリオで8部構成、80分近い大作。他の交響曲に比べスケールは大きく、物語性もあって比較的旋律的で聴きやすいが、やはりあまり面白みは感じることができず、長い。
交響曲5「聖夜」 2022.03.17
ヒルディング・ルーセンベリ/スウェーデン放送響
ヒルディング・ルーセンベリ 交響曲5番「聖夜」、ルーセンベリ/スウェーデン放送響。作曲者自ら指揮の古い録音、5楽章でソプラノ独唱と合唱が入る。表題どおり鐘の音と合唱で静かに始まるが、以降あまりそれらしい感じがせず背景や歌詞の理解不足かも。最後は祝祭的に終わるが、どうも理解しづらい。
交響曲6「シンフォニア・センブリーチェ」 2022.03.17
スティグ・ヴェステリベリ/ストックホルム響
マリオ・ヴェンツァーゴ/エーテボリ響
ルーセンベリ 交響曲6番「シンフォニア・センブリーチェ」、ヴェステリベリ/ストックホルム響とヴェンツァーゴ/エーテボリ響の演奏で。Vcの掛け合いから暗く始まる冒頭は印象的。作風も少し新古典主義的にすっきりしたように思う。ただ終わり方は釈然としない。演奏はエーテボリ響の方が上手い。
打楽器と管楽器のための交響曲 2022.03.17
エサ=ペッカ・サロネン/スウェーデン放送響
ヒルディング・ルーセンベリ 打楽器と管楽器のための交響曲、エサ=ペッカ・サロネン/スウェーデン放送響のライブ。18分ほどでモダンな感じで技巧的、ちょっと風変わりな感じの曲で、軽くも重くもなく、バルトークのような緊張感はない。もう少し何か面白みや特徴があればよいが、インパクトは弱い。
交響曲7 2022.03.19
スティグ・ヴェステリベリ/スウェーデン放送響
ヒルディング・ルーセンベリ 交響曲7番、ヴェステリベリ/スウェーデン放送響のライブ。25分ほどの曲で、Percを伴う出だしは面白そうな予感がする。新古典主義的な作風となり、冷ややかな感じの中に力強さを感じる。長いcrescでの盛り上がりなど聴き応えもある。全曲の中では一番好きかな。
交響曲8「イン・カンディドゥム」 2022.03.19
スティグ・ヴェステリベリ/スウェーデン放送響
ヒルディング・ルーセンベリ 交響曲8番「イン・カンディドゥム」、ヴェステリベリ/スウェーデン放送響。20分弱の曲。7番と似た感じの曲ではあるが、なんだかちょっと散漫な感じがして、中盤以降、混とんとしている。終わり方も、終わったの?といった感じで、なんだかつかみどころなく拍子抜けする。
協奏交響曲 2022.03.19
ヒルディング・ルーセンベリ/ロイヤル・ストックホルム・フィル
ヒルディング・ルーセンベリ 協奏交響曲、ルーセンベリ/ロイヤル・ストックホルム・フィルのライブ。作曲者自身の指揮による古い録音。Vn、Vla、Ob、Fgのソリストによる協奏交響曲。中間楽章はなんだかどんよりとして、緊迫感に欠け中だるみ。両端楽章は活気があって、ソロの掛け合いが面白い。
交響曲 2022.03.22
ヒルディング・ルーセンベリ 番号付き8曲と他2曲の計10曲の交響曲を聴いた。少々忙しかったこともあるが、どうも気乗りがせず、なんとか2回通して聴いたが、どこに焦点を当てればいいのか、正直、あまり面白くなく好きではない。6番以降は作風も少しすっきりした印象があって、まだ聴きやすいかな。
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