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交響曲「夜の時間」 2024.04.16
ヴァーツラフ・ノイマン/チェコ・フィル

ペトル・エベン 交響曲「夜の時間」、ノイマン/チェコ・フィル。チェコの作曲家。管楽五重奏と管弦楽のための協奏交響曲と副題がついているとおり、管楽五重奏が主役の非常に滑稽な現代曲。5楽章で25分余り、それぞれに8時「面白い」、10時「愛情をこめて」、12時「心を込めて」、3時「静けさ」、5時「明けの明星」と夜の時間の副題がついている。

交響曲「夜の時間」 2024.04.16
ヴァーツラフ・ノイマン/チェコ・フィル

曲の印象は、管楽五重奏の各楽器が、それぞれの特色ある音色を生かして、突発的なリズムや技巧的なソロを繰り広げ、多彩なPercも入るが、オケは目立たず伴奏的な位置づけ。1楽章でJazzっぽくドラムセットのハイハットやベースのピチカートを取り入れており、ノリもよくて面白い。その他、各楽章に気を引くポイントがあり、異色の交響曲。

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