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交響曲1 2024.02.29
ジンドジッチ・ローハン/プラハ響

フロスマン 交響曲1番、ローハン/プラハ響。1楽章は冷たい弦のユニゾンにピアノが入りTimpが劇的に盛り上げる。2楽章はトリッキーなリズムでTrpから各楽器に受け継がれる。3楽章は静かにBClaが不気味に響き、金管と弦が折り重なり盛り上がる。4楽章はVnソロから弦の旋律に各パートが絡み金管とTimpで盛り上がって冒頭の冷たい雰囲気に戻って終わる。

交響曲2 2024.03.03
ミロシュ・コンヴァリンカ/プラハ放送響

フロスマン 交響曲2番、コンヴァリンカ/プラハ放送響。1楽章は冒頭より激しく活動的、スピード感をもって進行し派手に完結する。2楽章は冷たい高弦に木管がゆったり絡む。3楽章はPiccの激しい動きからショスタコーヴィッチ風に緊迫、Trb、Hrn、Trpの提示する柔らかな旋律が盛り上がり、静まった後、最後は金管で激しく盛り上がる。

交響曲3 2024.03.03
ヴァルディミール・ヴァレク/プラハ響

フロスマン 交響曲3番、ヴァレク/プラハ響のライブ。Trp短いファンファーレより始まる。弦からFlを経て折り重なり掛け合いが続く。2楽章は弱音の弦に女声合唱が入る。スネア、Trp、Piccで緊迫後に合唱と弦のユニゾンが静かに消える。3楽章はスネアに金管が応え木管が続いてスピード感を増し緊迫する。合唱が復活し軽快に進むが、突然、静まって終わる。

交響曲 2024.03.03
オルドジフ・フロスマン 

交響曲3曲を聴いた。チェコの作曲家。無調ではないが、現代的で若干政治色も感じる冷たい色調。明るく展開しそうなところもあるが、そうならない。弦を主体にユニゾン、高弦と低弦に加え、各パートの掛け合いで徐々に盛り上げる。部分的にショスタコーヴィッチに似たところもあるが、それほどの深刻さ、厳しさはなく、シンフォニックに響く。

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