見出し画像

交響曲1 2023.09.01
アントニ・ヴィト/ラインランド=プファルツ州立フィル

ジグムント・ノスコフスキ 交響曲1番、アントニ・ヴィト/ラインランド=プファルツ州立フィル。ポーランドの作曲家。全体的に明るくのどかな雰囲気。オーケストレーションは弦主体のメロディ重視で、厚みや重みはない。薄いドヴォルザークといった感じで、おっとりしすぎてあまり面白くない。

交響曲2「哀歌的」 2023.09.04
アントニ・ヴィト/ラインランド=プファルツ州立フィル

ジグムント・ノスコフスキ 交響曲2番「哀歌的」、アントニ・ヴィト/ラインランド=プファルツ州立フィル。冒頭より表題どおり短調にはなったが、エレジーという程でもなく、全体ののんびりした印象は1番同様。金管や低弦の厚みが不足しており物足りない。リズムも平坦で曲にメリハリが少ないので、長く感じてしまう。

交響曲3「春から春へ」 2023.09.04
シモン・カワラ/ポーランド国立放送響

ノスコフスキ 交響曲3番「春から春へ」、カワラ/ポーランド国立放送響。楽章ごとに四季を表した曲。1楽章はHarpも入り春の歓びの3拍子、2楽章はどこか寂し気な哀愁を感じる夏、3楽章はお祭りのワルツ、4楽章は沈んだ調子から次の春へ情熱的に盛り上がる祖国へのメッセージ。各楽章の表題が明確、楽器の使い方も広がり、3曲中では一番面白い。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?