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交響曲嬰ハ短調 2021.10.26
ヴェルナー・アンドレアス・アルベルト/バンベルク響

プフィッツナー 交響曲嬰ハ短調、アルベルト/バンベルク響。弦と木管による不思議な出だし、全曲通して霧の中のような定まらぬ感覚は後期ロマン派の特徴の一つ。部分的にマーラーの緩徐楽章のようなところもあって、暗いロマンチックな雰囲気が魅力的。最後は緊張感も解けて静かに終わる。お気に入り

小交響曲 2021.10.26
ヴェルナー・アンドレアス・アルベルト/バンベルク響

プフィッツナー 小交響曲、アルベルト/バンベルク響。小編成向けの20分程度の曲。落ち着いた美しい旋律に少し不安定な雰囲気が混じる曲。2楽章は突然のTrpの合図で始まり、暗めで深く静かな3楽章、一転して軽やかな終楽章は華やかに盛り上がり静かに終わる。なかなか気品があって、力みなくいい感じ。

交響曲ハ長調 2021.10.26
ヴェルナー・アンドレアス・アルベルト/バンベルク響

プフィッツナー 交響曲ハ長調、アルベルト/バンベルク響。3楽章形式で15分程度の短い曲。輝かしい金管の主題が最初と最後に現れる。盛り上がった1楽章から落ち着いた内面的な2楽章に移り、3楽章は金管群の活躍で早い上下動を背景に力づよく盛り上がる。重くならず元気もあってお気に入りです。

交響曲ハ長調 2021.10.26
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー/ウィーン・フィル
カール・ベーム/ドレスデン国立歌劇場管

プフィッツナー 交響曲ハ長調、フルトヴェングラー/ウィーン・フィルとベーム/ドレスデン国立歌劇場管。どちらも古い演奏で録音は悪い。フルトヴェングラーの演奏は劇的な要素が多く、ベームはロマンチックな演奏で、こちらの方が好み。いずれにしても録音の問題で改めて聴く気はしない。

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