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交響曲1「コミュニケ1943」 2024.07.16
ロバート・ホイットニー/ルイヴィル管

ロス・リー・フィニー 交響曲1番「コミュニケ1943」、ロバート・ホイットニー/ルイヴィル管。6楽章形式、各楽章で第2次大戦の場面を表している。1楽章は短い寂しげな導入部、2楽章は激しく強い声明、3楽章は穏やかで寂しい哀歌、4楽章は活動的なスケルッツオ、5楽章は悲しげな間奏曲、6楽章はフィナーレのファンファーレとなる。

交響曲2 2024.07.16
ロバート・ホイットニー/ルイヴィル管

ロス・リー・フィニー 交響曲2番、ロバート・ホイットニー/ルイヴィル管。1楽章は12音技法を用いて激しい嵐が不安を煽る。空虚さや神経質さも表す。2楽章はスネアとFgの静かな行進曲より始まり、静けさと空虚さが漂う。3楽章は弦と木管の速い動きが落ち着かない。4楽章も不安な曲想が続く。

交響曲4 2024.07.17
セルジュ・コミシオナ/ボルティモア管

ロス・リー・フィニー 交響曲4番、セルジュ・コミシオナ/ボルティモア管のライブ。まるでトワイライト・ゾーンを見ているような曲。不安、緊迫、寒々とした風景、混とんとした世界。2楽章も同じく、Perc、Trpが緊張感をあおる。3楽章は落ち着いた空虚さから劇的に盛り上がり、そのまま混とんとした響きが続いて終わる。

交響曲 2024.07.17

ロス・リー・フィニー 交響曲、3番はホイットニー/ルイヴィル管の録音があるはずだが、音源は見当たらなかった。1番は第二次世界大戦さなかの状況を反映した情景がわかりやすいが、他の2曲は12音技法も交えた現代的で不安な心理を表すような曲想で、あまり面白くない。

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