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交響曲 2021.07.12
ナイデン・トドロフ/プロヴディフ・フィル

ルイ・グラスの交響曲6曲をトドロフ/プロヴディフフィルで聴く。スイスの作曲家でブルックナーやワーグナーを意識したと思われる箇所が出てくる。ただ、曲想に深みや重みは感じられず、密度はあまり高くない。中では5番が比較的面白かった。オケはアンサンブル、特にピッチが不安定で正直聴きづらい

交響曲1,2 2021.07.12
ナイデン・トドロフ/プロヴディフ・フィル

 ルイ・グラス 交響曲1,2番。トドロフ/プロヴディフフィル。1番は穏やかで柔らかく流れるよう、大らかさをアピールした曲。2番は曲想が変わり、暗さや激しさも交えた感じ。2楽章はブルックナー的で3楽章で入る合唱はショスタコーヴィッチのよう。最後もブルックナー的にフーガで積み上げようとする。

交響曲3「森の交響曲」、4 2021.07.18
ナイデン・トドロフ/プロヴディフ・フィル

ルイ・グラス 交響曲3番「森の交響曲」,4番、トドロフ/プロヴディフフィル。3番は表題らしくブルックナー4番とピーターと狼が繋がった感じ。分かりやすいが深みはない。4番は劇的な雰囲気となり後半は壮大でワーグナー的な展開もあるが1時間は長すぎ。両曲ともオケのアンサンブルは不安定で聴きづらい

交響曲5「スヴァスティカ」,6「スキョル王の子孫」 2021.07.18
ナイデン・トドロフ/プロヴディフ・フィル

ルイ・グラス 交響曲5番「スヴァスティカ」,6番「スキョル王の子孫」、トドロフ/プロヴディフフィル。5番はイギリス的な冒頭とワーグナー的なスケール感が同居したような曲。表題「卍」の意味は神秘性を示すか。6曲中では1番面白い。6番は5楽章形式で物語性を持たせた曲だけど、あまり印象に残らない

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