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バンドのための交響曲1-3 2023.09.19
ローレンス・ストッフェル/カリフォルニア州立大学ウィンド・アンサンブル

フランク・エリクソン バンドのための交響曲3曲、ローレンス・ストッフェル/カリフォルニア州立大学ウィンド・アンサンブル。いずれもライブ録音だが、聴きやすい。バンドも好演だが、3曲ともに魅力的な旋律があるわけでもなく、吹奏楽特有の若々しさや華やかさも感じられず、なかなかつかみどころがない印象で、あまり楽しくない。

バンドのための交響曲1 2023.09.19
ローレンス・ストッフェル/カリフォルニア州立大学ウィンド・アンサンブル

フランク・エリクソン バンドのための交響曲1、ローレンス・ストッフェル/カリフォルニア州立大学ウィンド・アンサンブル。1楽章12分程度の短い曲。Trpより軽快でリズミカルに進む。各楽器、パートの掛け合いで進行する。ゆったりした部分もあるが、全体的に軽いタッチ。3曲の中では一番吹奏楽曲らしく、演奏もしやすいのではないか。

バンドのための交響曲2 2023.09.19
ローレンス・ストッフェル/カリフォルニア州立大学ウィンド・アンサンブル

フランク・エリクソン バンドのための交響曲2、ローレンス・ストッフェル/カリフォルニア州立大学ウィンド・アンサンブル。3楽章22分程度の曲。華やかな部分が少なく地味な印象。全体的にゆったりとして、中低音の和音に木管、Trpが乗る形が多い。2楽章は情感があり聴きごたえもあるが、この曲を吹奏楽で演奏するには、精神的にも持続力がかなり必要だろう。

バンドのための交響曲3 2023.09.19
ローレンス・ストッフェル/カリフォルニア州立大学ウィンド・アンサンブル

フランク・エリクソン バンドのための交響曲3、ローレンス・ストッフェル/カリフォルニア州立大学ウィンド・アンサンブル。3楽章18分程度の曲。スネア、TrbにPiccが加わり軽快に始まる。ゆったりした部分を挟み、Percの刻みに中低音、Picc、Trpが応える。2楽章はやや陰鬱、3楽章はTrpより軽快に進み、ちょっと中だるみの後、3曲の中では一番の盛り上がりとなる。

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