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交響曲1 2023.03.29
ハワード・グリフィス/フランクフルト・ブランデンブルク管

ザーロモン・ヤーダスゾーン 交響曲1番、ハワード・グリフィス/フランクフルト・ブランデンブルク管。冒頭より晴れやかなワルツには驚く。2楽章も軽快でシューマンに似た感じもある。3楽章はゆったり沈痛な趣きで落ち着いた起伏があり、4楽章は再び明るく軽快。全体的に軽やかで活発、古典的趣きもあって、聴きやすい。

交響曲2 2023.03.29
ハワード・グリフィス/フランクフルト・ブランデンブルク管

ザーロモン・ヤーダスゾーン 交響曲2番、ハワード・グリフィス/フランクフルト・ブランデンブルク管。40分越えで4曲中1番長い。冒頭より溌溂と躍動感がある。2楽章は一歩ずつゆったりじわじわと起伏を繰り返す。3楽章は早い3拍子で歯切れ良く、穏やかな中間部を持つ。4楽章も歯切れ良い3拍子で滑らかな中間部より拍子を変えてフィナーレとなる。

交響曲3 2023.03.29
ハワード・グリフィス/フランクフルト・ブランデンブルク管

ザーロモン・ヤーダスゾーン 交響曲3番、ハワード・グリフィス/フランクフルト・ブランデンブルク管。少し劇的に歯切れ良く始まる。2楽章はゆったりHrnから弦に受け継がれ大らか。3楽章は古風な3拍子の木管より始まるフーガ。4楽章は再び明るく元気良い曲想になり、フィナーレに向けテンポを速めて盛り上がって終わる。

交響曲4 2023.03.29
ハワード・グリフィス/フランクフルト・ブランデンブルク管

ザーロモン・ヤーダスゾーン 交響曲4番、ハワード・グリフィス/フランクフルト・ブランデンブルク管。ゆったり哀愁を帯びて始まり、流れる様に進行する。2楽章は早く細かな動きで爽やかな躍動感がある。3楽章は短調の主題で始まり格調高く力強く、時にやさしく進む。4楽章は柔らかくゆったり始まり、明るく躍動的に繰り返し、力強く終わる。

交響曲 2023.03.29
ハワード・グリフィス/フランクフルト・ブランデンブルク管

ザーロモン・ヤーダスゾーン 交響曲1-4番、ハワード・グリフィス/フランクフルト・ブランデンブルク管。4曲に共通して明るく活発な曲想で似たような印象。各曲の1楽章冒頭に個性があるが、後になるほど濃淡が出てきて面白味が増すように思う。知名度は高くないが、なかなか達者な印象。好感が持てる意味でお気に入りです。

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