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交響曲1 2021.12.28
ハリー・ワーズワース/ロンドン・フィル

ジェイコブ 交響曲1番、ワーズワース/ロンドン・フィル。5楽章。イギリスらしい響きでカチッとしていて歯切れがよい。現代的ですっきりした印象。メリハリが効いた中で2-4楽章では静けさや可愛さ、軽快さもあってとても楽しめる。終楽章はエネルギッシュでパンチの効いた若さを感じる。お気に入りです

弦楽のための交響曲 2021.12.30
ダグラス・ボストック/南西ドイツ・プフォルツハイム室内管

ゴードン・ジェイコブ 弦楽のための交響曲、ダグラス・ボストック/南西ドイツ・プフォルツハイム室内管。3楽章形式で、よりモダンな印象。1楽章は重く厚い弦の響きが緊張感をもって力強く迫ってくる。2楽章はおだやかで、Vnの切ない響きに深みがある。3楽章は緊張感があってとがった印象もある。

交響曲2「シンフォニエッタ第2番」 2021.12.28
ハリー・ワーズワース/ロンドン・フィル

ゴードン・ジェイコブ 交響曲2番「シンフォニエッタ第2番」、ハリー・ワーズワース/ロンドン・フィル。1楽章は不透明な出だしからラベル ラ・ヴァルスのように豪華に盛り上がる。2楽章は静かな中に金管が壮大に盛り上がり3楽章はイギリス民謡的に細やか。4楽章はエルガーの様に堂々として盛大に終わる

交響曲「西暦78年」 2021.12.28
ジョン・ドイル/ダブリン・コンサートバンド

ゴードン・ジェイコブ 交響曲「西暦78年」、ジョン・ドイル/ダブリン・コンサートバンド。15分ほどの吹奏楽のための交響曲。音源はこのアマチュアバンドのライブが唯一と思われる。西暦78年の意味は不明、作曲年の1978年と関係があるかも。曲は、吹奏楽曲としても楽しくない。演奏は、まあ致し方なし。

交響曲 2021.12.30

 ゴードン・ジェイコブ 交響曲4曲を聴いたが、イギリス的でメリハリが効いた音楽で、新古典主義の初期としてとても聞きやすく面白く感じた。吹奏楽曲もたくさん作曲しているだけあって、管楽器の使い方は結構派手な感じ。ただ、吹奏楽のために書かれた「AD78」は、曲も演奏ももう一つだったのが残念。

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