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シンフォニエッタ 2024.08.01
アラン・フランシス/ミュンヘン放送管

パウル・グレーナー シンフォニエッタ、アラン・フランシス/ミュンヘン放送管。ハープと弦楽のための1楽章20分の曲。静かな弦の和音より、情感豊かに進む。明るく穏やか、少し悲し気、切なさ、やさしさと次々に表情を変えながら、最後は穏やかに終わる。

交響曲「鍛冶屋の苦悩」 2024.08.02
ヴェルナー・アンドレアス・アルベルト/北ドイツ放送フィル

パウル・グレーナー 交響曲「鍛冶屋の苦悩」、ヴェルナー・アンドレアス・アルベルト/北ドイツ放送フィル。弱音より苦悩を表すような長い序奏の後、激しさと情緒的な旋律が交差する。苦悩の主題が重厚に重なる。2楽章は穏やか、静けさより不安を秘め高まってから安らぎをもって終わる。3楽章は力強く弾み、安らぎと激しさを繰り返した後、悲劇的に終わる。

シンフォニア・ブレーヴェ 2024.08.02
ヴェルナー・アンドレアス・アルベルト/ハノーヴァー北ドイツ放送響

パウル・グレーナー シンフォニア・ブレーヴェ、ヴェルナー・アンドレアス・アルベルト/ハノーヴァー北ドイツ放送響。3楽章18分の曲。全体に古典的な様式。1楽章は弦と木管にTimpが古風に刻む。2楽章は穏やかだが暗い哀愁のある弦楽合奏。3楽章は悲劇的な弦にTimpが刻み、金管が入り激しさが頂点となる。最後もTimp、金管で輝かしく終わる。

ウィーン交響曲 2024.08.02
エリック・ゾーレン/アルテンブルク・ゲラ・フィル

パウル・グレーナー ウィーン交響曲、エリック・ゾーレン/アルテンブルク・ゲラ・フィル。平和的なObと弦に、木管ソロが絡み古典的に進む。2楽章も平和で古風な弦楽合奏に木管が加わりに盛り上がる。3楽章は躍動的に歯切れ良い。Hrnのゆったりとした旋律より徐々に盛り上がり、最後はロマン派らしく大きく締めくくる。

交響曲、他 2024.08.02

パウル・グレーナー 交響曲2曲とシンフォニエッタ、シンフォニアを聴いた。ドイツの作曲家。4曲それぞれ色合いが異なり、曲中の表情の変化も多彩。古典とロマン主義の様式も混在。シンフォニエッタとウイーン交響曲は平和的で古風、やや物足りなさもあるが、鍛冶屋の苦悩、シンフォニアでは悲劇性や重厚感がある。

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