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交響曲1 2022.06.22
リチャード・ヒコックス/BBCウェールズ・ナショナル管

レノックス・バークリー 交響曲1番、ヒコックス/BBCウェールズ・ナショナル管。出だしよりちょっと現代的、フランス的で粋な感じ。非常に新鮮な響きで、2楽章も3拍子で歯切れよく推進力がある。3楽章は暗めにゆったり起伏があるが陰鬱さはない。終楽章は活気があってちょっとおどけた感じ。お気に入りです。

交響曲2 2022.06.22
リチャード・ヒコックス/BBCウェールズ・ナショナル管

レノックス・バークリー 交響曲2番、ヒコックス/BBCウェールズ・ナショナル管。2番では時代に応じたちょっとアメリカンな曲調となる。2楽章では、透明感のあるフランス的な響きが戻る。3楽章はゆったりうつろう様な感じだが、暗くならない。4楽章では一転して曲想も明るくなり、溌剌として完結する。

交響曲3 2022.06.22
リチャード・ヒコックス/BBCウェールズ・ナショナル管

レノックス・バークリー 交響曲3番、ヒコックス/BBCウェールズ・ナショナル管。3楽章形式で切れ目なく演奏される。15分程度の短い曲。厳しい感じの出だしは、より現代的で緊迫感がある。2楽章は透明感のある弦と木管の絡みが印象的。3楽章は切迫感がある出だしより3拍子を基調に歯切れよく終わる。

交響曲4 2022.06.22
リチャード・ヒコックス/BBCウェールズ・ナショナル管

レノックス・バークリー 交響曲4番、ヒコックス/BBCウェールズ・ナショナル管。3楽章形式。木管、金管による静かな立ち上がりから雄大に盛り上がる。2楽章はアンダンテの主題に5つの短いバリエーションが入る変わった構成で、異なる表情が楽しめる。3楽章は上昇形の音形を繰り返し、絡み合いながら盛り上がる。

交響曲 2022.06.24
リチャード・ヒコックス/BBCウェールズ・ナショナル管

レノックス・バークリー 交響曲1-4番、ヒコックス/BBCウェールズ・ナショナル管。また新たなお気に入りの作曲家が見つかった。とても新鮮な印象で、イギリスの作曲家ながらフランス的な要素がある。全体に推進力、活気があって飽きない。陰鬱とした感じや悲壮感もなく、とても楽しめる。

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