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交響曲1 2022.05.01
アルヴァロ・カッスート/アイルランド国立響

ルイス・デ・フレイタス・ブランコ 交響曲1番、アルヴァロ・カッスート/アイルランド国立響。ポルトガルの作曲家。重々しい出だしから盛り上がり金管が宣言するようなフレーズで締める。2楽章はOb、Flの哀愁ある旋律が明るく快調に変わる。3楽章になると明るく溌剌とした曲想となり晴れやかに終わる。

交響曲2 2022.05.01
アルヴァロ・カッスート/アイルランド国立響

ブランコ 交響曲2番、カッスート/アイルランド国立響。木管の主題が提起され、古風な曲想よりピチカートを背景に木管が密やかなやり取りをし、2楽章は3拍子の民謡風の旋律が展開する。3楽章の打撃はチャイコフスキー2番3楽章みたい。終楽章は民謡風旋律が展開し、金管のファンファーレで完結する。

交響曲3 2022.05.02
アルヴァロ・カッスート/アイルランド国立響

ブランコ 交響曲3番、カッスート/アイルランド国立響。2番までと比べメッセージ性が強くなった。深遠なHrnの響きより力強い主題が響く。日本の民謡に似てる。2楽章は哀愁を伴うObより民謡調の旋律が様々に展開、3楽章は爽やかな弦の上に不協和音、4楽章中間の静かな部分を挟み最後は輝かしく終わる。

交響曲4 2022.05.02
アルヴァロ・カッスート/アイルランド国立響

ブランコ 交響曲4番、カッスート/アイルランド国立響。讃美歌のような調べから力強い緊迫感で盛り上がる。2楽章もじっくり繰り返し聴かせる。3楽章は舞踏音楽で明るく躍動的、4楽章もBDの打撃から穏やかで明るい旋律が展開し、2回の金管のコラールを挟んでスピードアップし、最後は輝かしく完結する。

交響曲 2022.05.03
アルヴァロ・カッスート/アイルランド国立響

ブランコ交響曲4曲をカッスート/アイルランド国立響で聴いた。様々な要素が展開されるので最初は見通しもきかずさほどでもなかったが、しばらく聴いていると面白みも感じるようになった。宗教的なのか日本民謡の様な旋律も現れ、時代より遅れたローカルでロマン派的要素のある音楽。お気に入りとしよう

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