カール・レーヴェ （1796 1869 73）

交響曲ホ短調 2023.05.09
ジモン・ガウデンツ/イェナ・フィル

カール・レーヴェ　交響曲ホ短調、ジモン・ガウデンツ/イェナ・フィル。弦のほの暗く古風な旋律で始まる。哀愁を帯びつつ溌溂とししている。2楽章は穏やかな3拍子、3楽章は軽快でとても躍動的なスケルッツオ、4楽章は弦の厳しさで始まるが、きびきびと晴れやかになって勢いよく盛り上がる。

交響曲ニ短調 2023.05.09
ジモン・ガウデンツ/イェナ・フィル

カール・レーヴェ　交響曲ニ短調、ジモン・ガウデンツ/イェナ・フィル。激しい打撃に続いて情熱的、劇的に展開する。2楽章のスケルッツオは激しくリズミカルに歯切れ良く弾む。3楽章は上品で気品がある。4楽章は主題が静かに流れ、弦のフーガを挟んでTimpがメリハリを利かせながら輝かしく盛り上がって終わる。

交響曲 2023.05.10
ジモン・ガウデンツ/イェナ・フィル

カール・レーヴェ　交響曲2曲をジモン・ガウデンツ/イェナ・フィルで聴いた。全体に重くならずきびきびしており、古典的ではあるが明暗、起伏がはっきりしているので、古風な感じはせず面白い。この時代的にTimpが活躍しメリハリを利かせ盛り上げている。イェナ・フィルは古風な響きがして、この曲にふさわしい。お気に入りです。